働く母親とライフハック:宅配サービスの活用

働く母親に限らず小さい子どものいる家庭ではすでに利用されている家庭が多いと思うけれど、生協を中心に宅配サービスの話。生協にも色々あって、都内だと6種類くらいあるらしい。なお以下は、私の個人的な見解であり、印象であることをお断りしておきます。

我が家ではちょうどポコンたんが誕生した頃に、実家の母から"何か上手に手抜きの工夫しないと…"と助言を受けて、相方氏と相談して生協に加入することを決めた。そのときは何も調べずに、Cに加入。ところが野菜の鮮度は低いし、半加工品や加工品も国産ばかりでなく、味もおいしくない。生協=産直を期待していたので、非常にがっかり。ただ生活雑貨品はスーパー並みに種類が多いので、それを求める方にはよいと思う。

そこで、産直のTに乗り換え。Tは、牛乳と卵と野菜は非常に美味しかった。残念なのは、お肉は美味しいけれど種類が少なく、また地域限定生協で規模がさほど大きくないためか半加工品や加工品は生協連合?の製品がほとんどで、素材が国産の製品を選ぼうとすると数が限られてしまうこと。結局、牛乳と卵と野菜は配達してもらうけれど、生鮮食品を買うために週1回のスーパーでの買い物を併用せざるを得なかった。

生協ジプシーを経てたどり着いたのが、パルシステム。牛乳、卵、野菜も鮮度が高く、生鮮食品は冷凍が中心なのは他の生協と同じだけど、ほぼ産直オンリーなので解凍しても美味しい。半加工品や加工品も国産素材にこだわってつくられているパルシステムのオリジナル商品が中心。他に油や醤油、砂糖などの基礎調味料も安心素材の製品を扱っているのが素晴らしい。難点をいえば、魚類がどうしても種類が限定されることくらい。まるで宣伝のようだけど、パルシステムは美味しい(笑)

そんなわけでパルシステムにたどり着いてから、それまでの週1回のスーパー併用を完全に廃止して、食料品は原則パルシステムのみにすることができたのだった。もちろん必要に応じてスーパーを利用することもあるけれど。

パルシステムに限らずどこの場合でもオンライン発注を利用するので、印刷した注文用紙を冷蔵庫に貼り、配達後に使った食材は線をひいて消しておくと食材の在庫管理が非常に楽にできる。スーパー併用時代はスーパーのレシートも一緒に貼って、同じようにしていた。他に最近はさぼっているけれど、注文したときが一番献立のイメージがあるので、それを簡単にカレンダーに記載しておくと、平日に時間に追われながら夕食を作るときが楽になる。

働く母親でまだ何も食材配達サービスを利用されていない場合は、ぜひおすすめしたい。貴重な休日が食材の買い物から解放される経験を一度ぜひ。生協以外にも"oisix"でも"大地を守る会"でも"らでぃっしゅぼーや"、そのほかネットスーパーなどなどのさまざまなサービスがあるので、ご自分のライフサイクルに合うサービスを選ばれればよいのだ。

ただポイントは、店舗購入と併用が基本になるのではなく食材の買い物に行かなくてもなんとかなる利用ができるかどうかだと思う。自分自身の経験から、その違いは大きい。

食材の宅配がなぜ"母親"にとって重要かというと、やはり子どもや家族に安全で美味しい食材を口にしてほしいという思いが強くなるからだと思うけれど、母親に限らず宅配サービスの利用は効果の高いライフハック。私はパルシステム以外では、amazon.co.jpをなが〜く愛用している。箱の片付けが面倒で1年間程度利用を控えていたのだけど、お試しでプレミアム会員になってしまったらお急ぎ便配送料無料がめっちゃ便利。在庫があれば、夜に注文しても翌日に届く素晴らしさ。おかげで最近はまた書籍が増加傾向に(苦笑)

他に継続的に活用しているのは、"ベルメゾン"。切迫流産で入院の果ての産休2日目で緊急帝王切開で出産したので、ほとんど出産と産後の準備はベルメゾン頼りだった。価格と品質のバランスがよいので、その後も愛用し、大物だと現在の住まいのテレビボードもベルメゾンで購入。子ども服もTシャツなどは1,000円以下で生地はかなりしっかりしているので、保育園用にもっぱら活用。西○屋は安さは破格だけど、生地は薄かったり手触りが悪かったりと品質も価格並みな製品が多いので(そして我がポコンたんは手触りにうるさい)、ベルメゾンのコストパフォーマンスはなかなかよい。

いずれにせよ、○○はそこで買う、ということを決めておくことがおススメ。これは宅配サービスに限らないけれど(笑)