墓参の日

今日は祖母の命日。早いもので8年目。昨年と同様に実家母と我が家の三人で墓参に向かう。昨日は寒い雨模様だったのに、今日は移動途中で通り雨に遭遇したものの現地に到着したときには見事な快晴。さすが行事の際にはいつも念じて晴れにしていた祖母だけのことはある。毎年思うことだけど、みどりの日が命日というのは何とも祖母らしい。祝日だからこそ、実家の母と私たち一家で揃って命日に墓参に行くことが可能なのだ。

有り難いことに、数日前から何人もの方がお参りをして下さったようで、掃除も済んでおり、お花も替えていただいた様子。私たちが到着してしばらくした後で、別の親族もお参りに来て下さり、待ち合わせてもこうはうまくはいかないと思うほどのよい偶然となる。非常に珍しいメンバーだったので、記念撮影をしたり。

墓参の後、昼食に寄ったいつものお店が満席だったので、さらに奥地へ。食事ができそうな旅館があったので飛び込みで入り、石焼ランチを注文すると、和室のテーブルの脚を折って、大きな練炭七輪をもってきてくれる。さらにその上に平たい本物の石を載せたので吃驚。お肉や野菜をその石で焼くのが石焼ランチだった。これはさすがの実家母も相方氏も、もちろん私も初体験で、非常に楽しかった。外に川のせせらぎの音を聞きながら、室内バーベキュー気分(笑)

美味しい石焼をゆっくりと堪能した後、お店の裏側から河原に降りて、川遊び。実家の母が一緒だとポコンたんは親チームには見向きもしないので、相方氏が石を積んでつくってくれた簡易椅子に座り、休憩させていただく。最初はおっかなびっくり川辺を歩いていたポコンたんは、徐々に慣れてくると大胆に遊び出す。

初夏の日差しのなかで、穴場の河原で日向ぼっこをしながらゆっくり遊んで、帰路につく。祖母の墓参の後にこんな風に家族が楽しく穏やかなひとときをもつことができて、きっと祖母も喜んでいると思う。来年はまたひとり増えた家族で行くからね。