"ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女"下巻

上巻は購入してから読了までに少々時間がかかったけれど、下巻は一気読み。

CATVのAXNミステリで放映されたドラマとの大きな違いがいくつか。

  • ドラマではリスベットが読み解いていた暗号は、原作ではミカエルの娘が教えてくれる。ミカエルの娘はドラマには登場しない。
  • リスベットとミカエルの出会う経緯が大きく異なる。
  • ドラマでは、ナチスドイツが大きな背景になるけれど、原作ではさほど重視されず。これはドラマの方が説得力が強い。
  • 彼女発見の経緯が全く異なる。原作の方がリスベットの特異な能力が丁寧に描かれている。
  • 彼の死亡の経緯が異なる。ドラマだとリスベットの扱いがあんまりだ…。

他にも細かい違いはたくさん。久々に大いにはまれる小説に出会えて幸せ。現在続刊の"ミレニアム2 火と戯れる女"の上巻を堪能中。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下

  • 作者: スティーグ・ラーソン,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2008/12/11
  • メディア: ペーパーバック
  • 購入: 5人 クリック: 58回
  • この商品を含むブログ (107件) を見る