TaskChute2を早速購入してみた

TaskChute2が待望の公式リリースされたので、早速購入。昨日まではセミナー等でのみ配布されているだけだったのに、今朝公式リリースが発表されていた。どうしても入手したいツールで、単発セミナーがあったら何とか都合をつけて参加しようかと考えていたときだったので、まさしく待望のリリース!!気分は万歳三唱!!

とはいえ、ワタシがまともに無料版のTaskChute1(昨日までの1のβ版)を使い始めて約1ヶ月。以前に何度かトライしては挫折していたのに、今回は1週間で手放せないツールになったのにはここまでの紆余曲折があったため。ワタシの環境でTaskChute1を異なる日にちのタスクを登録するとエラーが生じるので、毎日毎日ファイルを変えざるをえないのが非常に面倒で、TaskChute2の紹介記事を読んでは使ってみたい気持ちを募らせていたのだった。

今回は1週間でTaskChuteが手放せないツールになった最大の理由は、"作業ログをとることの大切さ"を痛感したから。サニスケの出産のとき、無理をしてしまい切迫流産で産休直前で休まざるを得なかったとき、自分の見積もりの甘さをつくづく感じ、タスク管理には時間見積りがなくては意味がなく、見積もり精度をあげるためにはログをとることが欠かせないという結論にたどり着いた。そこで復帰後は、業務上のタスクの置き場所としてはToodledoを使い、ログは試行錯誤をしつつ、今年に入ってからは手帳(ActionPlanner)に手書きすることにしていた。ところが手書きはなるべく避けたい自分としては、予想以上に面倒で、超繁忙期に突入したら手帳は予定以外は真っ白、あっという間に崩壊してしまった。

一方では今年のはじめ頃からTaskChute2の紹介記事を目にする機会が増えてきたことで、以前は挫折したTaskChuteに再度挑戦してみた。背中を押したのは、"344 TaskChute初心者の方にはまず「記録のみ」をおすすめします"という記事。これを読んで、まず朝からやったことと開始時間と終了時間だけを入力してみた。翌日、ふと気がついて、Toodledoで抽出した当日タスクと見積もりを転記して、そこに対して開始時間と終了時間を入力した。その結果、第一にめちゃくちゃ割込タスクが多いこと、第二に自分の見積もりが甘いタスクがあること、第三にタスクの粒度が大きいものが混じっていること(そのために見積もりが甘くなる)、が判明。

割込タスクの多くは、突然打ち合わせを求められる、突然相談をもちかけられる、突然不具合対応が舞い込んでくる、突然電話がかかってくる等々なのだけど、そのうちの一部は自分が思いつかなかっただけで、本来はタスクとして計上しておくべきものもあることにも気づいた。

ま、そんなわけで、TaskChute愛用者になったのである。Excelなので職場でも使えるのがすばらしい。当面は、Toodledoをタスク保管場所(プロジェクト管理というかプロジェクト単位のタスクの洗い出しは今のところToodledoのノート機能を使っている。Toodledoのノート機能は、タスクとリンクしていないので地味に便利)にし、見積もり時間を入れて、前日までに"endtime2"というブックマークレットを利用して一日の業務時間でおさまるのかを確認し、職場ではあいほんアプリでそれを見ながら、TaskChute2に転記し当日のリストにした上で、作業ログを確保する今の体制で進めようと思っている。もう少し見積もりの精度があがってきたら、できればTaskChute2に1週間の業務リストを作成できたらいいな、と思っている。

ちなみにもともと"Toodledoをタスクシュート式に使う"を実践していたので、Toodledo+TaskChuteは相性がよくて当然だったり。"Toodledoをタスクシュート式に使う"については、佐々木正悟"クラウド時代のタスク管理の技術―驚くほど仕事が片付いてしまう! "(東洋経済新報社,2011)に懇切丁寧な説明がされている。

クラウド時代のタスク管理の技術―驚くほど仕事が片付いてしまう!

クラウド時代のタスク管理の技術―驚くほど仕事が片付いてしまう!