2015年の総括

今日は大晦日出勤だったので、定刻に起きてお弁当を四人分作成。日中は静かに仕事を片付け、定時退勤して、夕食に年越し蕎麦を用意したら、ようやく大晦日気分。とはいえ早朝からノンストップフル稼動だったので、もはやバテ気味。紅白歌合戦をBGVにしながら書いているけど、目当てのレベッカだけ聴いたら寝る予定。ちなみにムスメはまだ起きていて、”アイカツはなぜ出ないのか?”と立腹してる(苦笑)

今年も大晦日恒例の総括など。

第1位:ムスメが10歳になったこと
居住自治体の学童保育は小学3年生までが対象なので、小学4年生になった今年の春には放課後の過ごし方をどうしようかと危惧していたけれど、実家の協力も得ながら、習い事と留守番で乗り切ることができた。

学校から帰るとおやつも食べずに宿題に取り組む姿、折に触れて書くしっかりとした文章、年末にママ友から聞いて判明した礼儀正しい対応等、成長著しい反面、5歳の弟にヤキモチを焼き、際限なく甘えてくる様子など、まだまだ子どもだと感じることも多い。来年はムスメの心情を受け止めつつも、物の管理や定常的お手伝いなど、生活面での自立を促すようにしたい。

第2位:サニスケが5歳になったこと
サニスケの最大のエポックは、10月19日に突然宣言して、夜間のオムツからも卒業したこと。たまに失敗することもあるけれど、ほぼ安定している。ただ脱オムツの代償として、早朝にトイレにいくと必ず私のベッドに潜り込んでくるようになってしまった。

文字はひらがな・カタカナは完璧に、簡単な漢字も読めるようになってきて、これはやはり絵本の読み聞かせの効果だと実感している。絵本を読んでもらうだけでなく、気がつけば自分で読んでいる姿もあり、年末にはダイヤブロックの説明書を見ながら組み立てていたり、子どもの年齢に応じた成長はすごいとあらためて感心。再来年は小学校入学(!!)なので、入学後に本人が困らないような取り組みを心がけてあげたい。

第3位:今年も三世帯旅行をしたこと
四年連続で三世帯旅行を実現できたこと。子どもたちはとてもとても楽しかったようで、サニスケはいまだに”○○行ったよね〜。何時間かかった?””○○で(イトコのお兄ちゃんたちと)プールで遊んだんだよ!!”などと思い返して楽しそうに話している。私にとっても最高のリフレッシュ休暇になった。

第4位:小山田二郎展を観に行ったこと
2月のある日、府中市美術館で開催されていた”小山田二郎展”を単身観に行くことができた。まだ学生時代に小田急美術館で開催されていた”小山田二郎展”を偶然に観て、ものすごい衝撃を受けて、以降私にとって一番気になる画家となった。機会があったら絶対また展覧会で生の作品を観たいと願っていたので、実現できて本当に本当に嬉しかった。

半期ごとに展示作品の大幅な入れ替えがあったのに、半分は観に行かれなかったのは心残りだけど、府中市美術館に所蔵されている作品も多数あるようなので、またきっといつか展覧会を企画してくれるだろうと期待している。なおその後、小山田二郎作品収集時の交渉を担当された方から裏話を聞く機会があったというオマケつき。

第5位:映画館で映画を観られたこと
サニスケがヒーロー物にはまり、予想外に映画館で静かに映画を観られることがわかったので、気がついてみれば結構な本数を映画館で観ることができた。1月にムスメと”映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!”、サニスケ映画館デビューの”仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル”、2月に”烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE"、4月に”スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号”、5月に”名探偵コナン 業火の向日葵”、8月に”劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー”と”手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!”の併映、そして12月に”仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス"と、子ども連れで8本観た。アイカツの映画とひつじのショーンの映画も希望を受けていたのに見損ねてしまったのでDVD待ち。

その他、7月に単身で塚本晋也監督”野火”を封切初日に観ることができ、脳天をたたかれたような衝撃を受けた。息長く全国各地で上映されているようなので、できればもう一度映画館で観ておきたい作品。あと9月に”マッドマックス−怒りのデスロード”の極音上映をオットと観に行ったのは、3年ぶりのデートとなった。…と振り返ってみれば、計10本も映画館に足を運んでいたので吃驚。これは来年も継続したい。

第6位:夜間のフリータイムをもらったこと
昨年のクリスマスプレゼントとして、オットから”月1回、夜間のフリータイム権”をもらったので、1〜2ヶ月に1度くらいの頻度で、各方面のシステム外の友人と会う機会を持つことができた。仕事以外で夜間に遅くなることなど去年までは考えられないことだったので、子どもたちの成長(とオットの理解)に感謝。その他、人生の大先輩と公私にわたる種々様々な話をする機会もあり、有意義な時間だった。

第7位:FUJIFILMのX20を購入したこと
長らくカメラといえば、iPhoneのカメラだったのだけど、意を決してFUJIFILMのX20を9月に購入した。もはや製造終了しているタイプなので新品の入手は困難と言われているなか、完全な新品を定価に近い金額で購入することができたのは幸運だった。こういうのも出逢いで、縁があったのだろうなと思う。末長く大切に愛用していきたい。

以下は備忘録的ランクイン。

第8位:基礎化粧品を変えたこと
もともとは昔は父の実家が販売店であったことから某社の化粧品を長らく使用してきたのだけど、X20つながりでというわけでもなく、旅行用にトライアルを取り寄せたことから、基礎化粧品を変更。これがなかなか調子がよくて、少量で効果が感じられるので1回購入すると3〜4ヶ月は保ち、定期的に配達もしてくれるので店頭に買いにいく手間からも解放されて、非常によい感じ。他人にはどうでもよいことだけど、毎日のことなので自分にとっては地味に大きな変化だった。

第9位:原因と対策が判明したこと
詳しく書く気はないけど、自分のなかで密かに長年悩んでいたことについて、とどのつまりは○○に起因することが判明したこと。原因が判明すると同時に、一部に関しては対応策も明らかになり、大きな心のつかえが取れた一方で、一部については有効な対応策がないことも明らかになった。その結果、自分でどうにかしようと思っていたことをあきらめなくてはならないことは、率直なところ心底がっくりくるのだけど、反面ではそこはどうにもならないのだと開き直る気持ちになりつつある。そもそもの原因である○○がなかったら、自分の人生は違ったものになっていたのだろうけれど、それがあるがゆえに今の私があることは確実なので、得たものの方が多い。全ての経験を明日の糧にして、過ごしていきたい。

第10位:仕事上のあれこれ
4月からほんの少し職位が変わり、責任が重くなったことや、オットと私の双方の業務上の諸々の事情等が重なり、自分の生活のなかで仕事の比重が再び重くなってきて、定時退勤できる日が少なくなっている。色々思い悩むことも多いけれど、やはり仕事で得られる手応えは自分の人生において大きくて、ひとことでいうと結局仕事が好きということになる。一方で、子どもたちがストレートに愛情表現してくれる年月もこの先そんなに長くないのだろうと思うと、やはり家族と過ごす時間をもう少し大切にしなくてはと思い、さらには自分の健康のためには睡眠時間の確保を最優先しなくてはならない。そんな状況のなかでの自分なりの最適なWLBを模索したい。具体的には、残業は週1日に抑えて、あとは夕食を家族ととることを目指したい。

プレイイングマネージャーである自分の業務のあり方や、後輩チームとのコミュニケーションなど、数年来の懸案事項については試行錯誤をするなかで、少し自分なりの答えが見えてきたように思うので、これは大きな大きな成果。試行錯誤するなかで何冊も関連のビジネス書を読んだうちで最も参考になったのは、よんひゃんさんから数年前に教えていただいた平木典子”改定版アサーショントレーニング1”(kindle版)と、R-styleの書評で知った生田洋介”指導しなくても部下が伸びる"(日経BP社,2013)という二冊。課題を自覚して暗中模索していると、何かの契機でトンネルの出口が見えて来るものなので、今後も仕事上の困難は多々あるだろうけれど、めげずくじけずに取り組んでいきたいなと思っている。

そんなわけで日々は実に慌ただしく自転車操業で過ぎていくけれど、こうやって一年を振り返ってみると、家族と過ごす時間も仕事もそれぞれに充実しており、さらには個人のリフレッシュタイムが飛躍的に確保できた一年だったことがわかり、満足。日々が流れていかないように、記録のために書いているこのニキだけど、こんな風に満足して一年を締めくくることができただけでも、更新を続けている価値はある。

実は大晦日に書き始めたこのエントリー、下書きのまま年を越してしまい、いまは元日の9時。いまだにオットは夢のなかなので、そろそろお節を用意して、我が家のお正月を始めよう。

2015年もおつきあいいただき、ありがとうございました。新年もどうぞよろしくお願いします。世界中の争いが減り、少しでも多くのひとびとが安心して生活できる平穏な一年になりますように。