未知の世界の扉が開く

今日の午前中、サニスケがサッカークラブに体験入部しました。我が家は夫婦ともにスポーツにはほとんど興味がなく、サッカーのサの字も話題に上がったことはないのですが、保育園のお友だちの影響で昨年の4分の1成人式では”大人になったらサッカー選手になる!!”とまで言っていたサニスケ。今月上旬のムスメの運動会でそのお友だちのお母さんと立ち話をしたことから、今日の体験入部となりました。

”かなり本気のサッカークラブ”と他のママ友から教えてもらって、ウェブサイトを見たところ、小学校低学年から他クラブとの試合をしているような、本当に”かなり本気のサッカークラブ”で、”一体(運動があまり得意ではない)サニスケについていかれるのか??”と私自身は内心で心配をしていましたが、蓋をあけてみたら杞憂に終わりました。

終了後のサニスケの感想。”始まって1分で帰りたくなったけど、楽しかったから来週も来たい”

ランニング、ドリブル、シュート、そしてミニ試合形式。最初はすぐに手を使いたくなっていたサニスケ、1日の練習の間に一気にボールに馴染んでいました。一度転んで膝を擦りむいたけど、泣きませんでした。最後のミニ試合では果敢に突っ込んでボールを止めていました。

大人の目からは上手下手はわかります。でも子どもたち自身はそんなことは関係なく楽しいのです。
親とだと甘えてすぐに根をあげるであろうことも、お友だちと一緒なら頑張れるのです。
そして親でも保育園や学校の先生等でもない、”システム外”の地域の複数の大人から褒められたり、注意されたりすることは、この時代にとても貴重な機会になります。

途中で夫にも来てもらい、夫婦会議。送迎や付添など親の負担は増えますが、それを超えてサニスケのためのメリットが多いので、継続することになりました。

そんなわけで一緒に練習を見学していたママ友に必要グッズを教えてもらい、夜にネットで調達。サッカーでハイソックスを履く理由がなかにすね当てを入れるためとか、そのすね当ては”シンガード”という名称であることとか、初めて知ることばかり。まさか自分の人生にサッカーが入り込んでくるとは、先月までは予想もしていなかったのですが、人生って本当に何が起こるかわかりません。子どもたちは未知の世界への案内人みたいだな〜と思いました。