9月の終わり

これを書いているのは10月1日なので遡りの記録なのだけど、9月は怒涛のごとく過ぎていった。仕事上では、監査法人に"わたしの9月を返して〜”と言いたくなるくらい、監査法人からの依頼資料を揃えることに追われた。一度出すとまたすぐに追加の依頼がある、の繰り返しだったので、一時期は終わりが見えなくてつらかった。厚生省(当時)や東京都、法務局が認可している事案についてまで、根拠資料を求められるというのは非常に徒労感が強かったけれど、結果的には自分の記憶にあることもないことも含めて勤務先法人の歴史を辿ることなった。

とにかく監査法人対応に時間を取られすぎたので、他の案件がしわ寄せを受けてしまい、タスクの優先順位の判断をしきれなかったり、細かいミスをしたり、散々だった。ただ最近は意識的に、周囲と分担するように心がけているので、綱渡りではあったけど、致命的なミスなく、必要な事案は進捗できている。

家庭では、子どもたちは運動会月間で、ほぼ毎日のように練習があった様子。サニスケは将棋大会に参加したり、月末にはスイミングの進級テストで合格し、ついに来月から帽子の色が変わることになった。ムスメは波はあるもののついにエンジンがかかり始め、夕食後はほぼ家庭教師状態で対応している。状況判断ができる七歳児であるサニスケは、そういうときに大人しくレゴやLaQで遊んでくれるのがありがたい。

個人としては、出張が多かったこともあり隙間時間を投下して、”ダンケルク”を観に行ったり、”ベルギー奇想の系譜”展を駆け足で観たり。久しぶりに展覧会へ行くことができて、充実していた。ずっと迷っていた今後の自分の進路については光明が見えたので、実現できるように頑張らないと。