我が家にヘルシオがやってきた

毎朝お弁当作りに大活躍の電子レンジは、わたしが社会人になり初めて一人暮らしを始めたときに購入したNationalの製品で、ちょうど今年で20年選手の大ベテラン。電子レンジとトースター(とオーブン)が一台で対応しているのが非常に便利で長年使い続けてきたけれど、最近は温め機能が弱くなってきて、そろそろ買い替えの時期を迎えていた。

ある日、仕事帰りに疲れ果てて電車に乗っていたワタクシはPanasonicのビストロの車内CMに天啓を受け(大げさ)、この手の調理家電があれば毎日の料理の負担軽減になるのでは?と気がついた。そのようなわけで当初はビストロを狙っていたのだけど、その後数週間にわたりイマドキ調理家電について調査を行った結果、SHARPのヘルシオの方が我が家の状況には適しているという結論に至った。最大の理由はヘルシオの”まかせて調理”。適当に材料を載せてヘルシオさんにまかせると良い感じに調理してくれるらしい。おお!なんて素晴らしい。あとは庫内清掃がヘルシオの方が簡単そうだったことも選択の理由。なおビストロVSヘルシオの比較記事はネットに多数あるので、大変に面白かった。

調査結果を配偶者氏に説明し、”電子レンジの買い替えではなく調理家電の購入”という発想の切り替えについても相互納得に至ったうえで、家電量販店に行き実機を確認し、オンラインで最安値で購入。ちょうど最新機種が発売されたばかりで昨年度の製品がお買い得になっている時期だったので、2017年度モデル26LのAX-AW400に決定。

そんなわけで強力な助っ人(候補)のヘルシオさんが我が家にやってきたのだけど、気がついたら配偶者氏が無線LAN接続設定も完了してくれており、なんとヘルシオさん喋る!我が家初のIoT家電!

材料や調理時間等を話しかけるとレシピの候補が表示されて、選択するとオンラインからレシピがダウンロードされ、表示に沿ってセットするだけで料理が完成する(らしい)。サニスケがいきなり”フレンチフライ”を作ろうとしていたのには笑った。こうなってくると洗濯が洗濯乾燥機になり、掃除が掃除機からロボット掃除機になったように、”料理”も根本的に変わりつつある時代なのかもしれない。最後に残された家事負担の調理牙城が崩されるのか。すごいな〜。

仕事上では10年ほど前から見知っている(そして毎日の職員給食で恩恵を受けている)スチームコンベクションがまさか我が家にやってくる日がくるとは、吃驚である。業務用の技術は家庭用に転化されていくものなのだなぁとあらためて思ったり。

さて明日の朝、わたしはヘルシオを使ってお弁当を作れるのだろうか、果たして??