ポコンたんと朗報

夏休み明けの実力試験で、本人らしからぬ結果となった中学1年生のムスメ。ほんの少しテコ入れしたら、すぐに結果に反映したので、本人も周囲もホッとした次第。勉強すれば結果につながるなら、やることは明確。再開第一歩が好調な滑り出しとなり本当によかった〜。

勉強の目的は受験ではない。もちろん受験や試験対策としての”勉強テクニック”は時に必要なもので、無意味とは思わないけど、勉強=知識を得ることの本質は、自分自身が生きる”世界”への扉を増やし、理解を深めていくことだと思っている。だから子どもたちが自分の好きな知識を追求したいと思うなら、それはそれで全く構わないのだけど、でも自分の好きな何かを追求するために必要なのが小学校〜高校の基礎教育だと、大人になったお母さんは思うよ。

定期試験でよい点数をとることが目的ではないけれど、でも2ヶ月に1度の定期試験はその期間の学習の定着度を確認する機会なので、その都度都度で学ぶべき内容を理解し、自分の力にして、次のステップに進むことを積み重ねていくことは大切なこと。それは中学校でも小学校でも同じだと思う(”解き直し”の意味もそこにあるのだけど、二人とも面倒くさがって積極的に取り組んでくれないのはもったいない(涙)

おまけ。数日前にムスメのテキストのコピーをしながら”自分たちが中学生の頃、親はこんなことはしてくれなかったな〜。定期テストの前に自分で参考書を買ってきた記憶はあるけれど”と思ったと話したら、実家の母が”しなかったわねぇ。自分は夜に勉強していると怒られたから、寝床で布団かぶって灯りを隠して勉強したわ”と言った。内心で、きっと祖母がいたら”自分は弟妹の子守をしながら/働きながら勉強した”などと言いそうだなぁと思った次第。時代時代で異なる苦労があり、違った環境がある。