ポコンたんと記念日

今日の夜は、今週に誕生日を迎えたムスメのお祝い。早いもので13歳、ついにTeenagerになった。

毎年毎年誕生日のケーキを前に”Happy Birthday to you 〜♪”と歌っているときに思い出すことだけど、13年前の冬、産休直前のわたしは、介護保険制度に社会福祉法人軽減が開始するための内外の調整に追われていたので、同僚たちからは”赤ちゃんは’シャフクケイゲーン’って言って生まれてくるのでは?”と揶揄されていた。そして’母体’の意味をよくわかっていなかったわたしは産休翌日に重い雑誌の束を持ち上げ、その瞬間まずいと思った翌日(産休2日目)に、緊急帝王切開でムスメは誕生した。今から思うと、あのとき母子ともに大きな事故なく、ムスメが誕生したのは、奇跡以外のナニモノでもない。何かひとつが違っていたら、と思うと心底ぞっとする。無知とはこわい。

その後もとにかく子どもを育てることは初めての経験の連続で、今から振り返ると実に至らぬ母親だったと思うけど(今も?)、そんなわたしが曲がりなりにも母親になることができたのはムスメのおかげだったのだとあらためて思う今夜だった。片手で抱えあげられた小さな小さな赤ちゃんだったムスメが、自分と変わらぬ身長に成長したのも吃驚だけど。

自立の扉を開き、自分自身の道を歩み始めたポコンたん、生まれてきてくれてありがとう。お誕生日おめでとう。これからの人生が充実して、幸せな日々でありますように。どんな時間を過ごすかは、すべて自分次第。お母さんとお父さん、モルモルとモルファル、そして少し遠いけどファルモルとファルファルも、いつもあなたのことを心から大切に想っているよ。

ちなみにサニスケが13歳になるとき、ムスメは18歳。中学1年生と高校3年生…。