子どもたちと夏の成果

今年の夏休みの家庭運営上の最大の成果は、子どもたちふたりが以前よりお手伝いに取り組んでくれるようになり、有力な戦力に育ってきたこと。

ムスメは、1学期から開始した制服のブラウスの洗濯を契機に、自分の日常の洗濯は自分でするようになってくれた。我が家はもともとオットは自分の洗濯は自分でするので、ムスメが洗濯自立したことにより、わたしの担当はサニスケと自分の衣類、あとは共有のタオルや寝具等などに業務縮小がはかられた。

そのほか、ムスメは昼食づくりが宿題に課されて、モルモルの指導のもとでパスタの昼食を作ったことをきっかけに、ほぼ毎日の夕食づくりにおいて1料理を担当してくれるようになった。1料理任せられるというのは非常に大きくて、その間に自分は他の料理の調理に集中することができる。

サニスケは、お風呂洗い(磨き)を担当してくれるようになり、気になっていた浴室がきれいになった。お料理は野菜を切ったり、ご飯をよそったり。わたしの疲労感を敏感に察して、”手伝おうか?”と言ってくれる。

ふたりとももともと自分が食べ終えたお皿はシンクに運び、洗ってくれる(または食洗機に入れる)。ムスメが食洗機の中のお皿を片付けてくれることも増えた。

こうして子どもたちが分担をしてくれるようになり、子どもたち自身の生活能力も身についた。わたしがひとりだけキッチンに立ち、他の三人はソファでくつろいでいるような場面は相当に減ったので、わたしのなかの料理に対するモチベーションが少し回復してきたのだった。