"14歳の君へ”

公私問わず、悩みがあるとき、迷うとき、書店を徘徊する。そうすると、これまで素通りしていた書籍がパッと”ここにいるよ”と目に飛び込んでくる。そういう出逢いをした書籍はだいたい”アタリ”で、何かしらのヒントを得て、道を選ぶことができる。

池田晶子”14歳の君へ どう考えどう生きるか”(毎日新聞出版社,2006)もそんな一冊。ムスメ自身が読めばきっと何か得るもの感じるものはあると思うけど、そういう書籍は親に渡されて読むものではない。ただムスメが直面している悩みのいくつかの答えはこの書籍のなかにあり、それをわたし自身がわたしの言葉で伝えていくことはできる。

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日々大量のテキストを読む。職場ではメール、グループウェア、会議の資料、各種通知etc.プライベートではSNS、ブログ、各種ウェブサイトetc.そのなかで書籍を読むことだけが、自分との対話になる。最近そんなことを実感している。

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おまけ。19年間オンラインでニキを書いてきて、我が子が愛読者になることも想定外なら、我が子が書くとは全く想定していなかった。人生って面白い。たまにはまた登場してね、サニスケ。

14歳の君へ―どう考えどう生きるか

14歳の君へ―どう考えどう生きるか

  • 作者:池田 晶子
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2006/12/23
  • メディア: 単行本