学校説明会の記録(その3)

2021年6月27日(日)

■1校目(2回目)

共学・宗教系・大学附属校

自宅から近い共学校のひとつ。前回は外観を確認しただけだったけれど、今回は学校会場の説明会に参加。

実は色々と縁がある学校で、長女のときも併願校として名前は上がり、受験はしなかった。なので、説明会を聞きながら“どうして受験しなかったんだっけ?“と思い起こしていた(多分共学だったため)。

前回参加したのが“THE 進学校“なので、なるほど大学附属校はこんな風におっとりとした空気なのかと発見した。こういう学校で、穏やかに過ごすのも悪くないな〜と思った。

2021年度入試の際にコロナ罹患したり濃厚接触者になった場合は追試対応があったとのことで、サニスケが受験する際に新型コロナウイルス感染症がどのような状況になっているかわからないけど、もし状況がさほど変わっていない場合には万が一のために追試対応してくれる学校に出願だけはしておかなくては、と気が付いたのだった。

 

長女と英語

2021年6月26日(土)

朝8時に自室のドアが開き、てっきりサニスケかと思ったら長女の姿。“眠れなかった〜“と言いつつ、隣にゴロン。しばらく色々とおしゃべりしてから起床。オット氏もビックリしていた模様。

眠くなってきてしまった長女の希望でカフェに一緒に行き、その後長女は英語レッスンに行った。約1ヶ月休んでいたので本人にとってハードルは高かったと思うのだけど、よく行かれた。エネルギーが少し回復したからこその第一歩。小学生時代からずっと通っており、本人のことをとても理解してくれているので、家族や医師や店員以外と会話する時間を持てたことがとても嬉しい。英語の勉強をしたかどうかは、いまは二の次、三の次。

終了後はさすがに消耗したらしく、“落ち込みそう“と連絡が来たけれど、そういうことを言葉で伝えられるようになったのも大きな進歩だと思う。

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鴻上尚史氏の人生相談はたまに読むのだけど、中学2年生の女の子の“学校に行く理由がわからない“という相談に対する回答に共感する。

dot.asahi.com

 

 

子どもたちと読書

2021年6月25日(金)

長女は気に入った本があると、集中して読むタイプ。最近気に入っているのが医師で作家の知念実希人氏の書いた“天久鷹央“シリーズ。目下2巻まで読み終えて、3巻目の途中とのこと。1巻はわたしも読んだけど、医療の専門知識をもとにした推理小説なので、なかなか面白い。1巻はわたしが先に読んで好きそうかな?と渡したのだけど、2巻以降は長女が先に読んでいるのでわたしも読もうと思う。

“永遠のゼロ“を読んで零戦に興味をもったらしい長男には、“零戦パイロットからの遺言“を渡したところ、やはり一気に読んでいた。戦争に興味を持って欲しいわけではないのだけれど、でも戦争の事実を知ることで平和の大切さに気がついてもらえたら、と願っている。

コロナ禍もあり一緒に遠出をすることは難しいけれど、同じ書籍や漫画を読むことで共通の話題が増えていくことが嬉しい。

 

今日は仕事で最高議決会議×2が行われ、大きな山を越えた。数ヶ月続いた年度末ルーチンもいよいよ最終コーナー。 

 

長女と通院(4回目)

2021年6月24日(木)

今週は子ども関係の用事のために+2日も有給休暇を入れさせてもらったので、出勤日は残業せざるを得ず、まともな夕食を作れていなかった。今日はその有給休暇の日だったので、朝食にフォーを作ったところ久しぶりに食べる温かい朝食は美味しくて、長女にも好評だったので嬉しい。なお普段のわたしの朝食は大体ヨーグルトのみ。

夕食も主菜・副菜×2・お味噌汁を野菜多めで用意できたので、オット氏も嬉しそうで、自分の満足度も高かった。

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今日の午前中は長女の4回目の通院。わたしも睡眠不足、本人も5時間しか寝てないけど4回のなかで一番元気!とのこと。電車が座れなかったので心配したのだけど、自宅最寄駅から病院の最寄駅前まで立ち通しで乗り切った。以前なら立っていられなかったよーと本人も話していた。

今回の診察では最初は同伴で、次に長女本人だけ、そして最後はまた同伴に戻るのかと思ったらわたしだけになった。これは恐らく先生の親(わたし)に対する配慮だとありがたく感じた。

お母さんから見ていかがですかと聞かれ、“完全な充電期間は抜けて、リハビリ期間に入りつつあるのかなと感じています“と話すと大きくうなづく先生。“体力も落ちていると思うので、まずは外出の機会を増やすことが良いでしょう。なるべく1日1回外出できると良いですね“とのことで、これは本人も、そして我が家の大人チーム全員考えていることなので、対応のスタンスが一致していてホッとした。

様々な選択肢について見学や説明会に参加することについても、“そちらの選択に決めるというのではなく、外出の機会のひとつとしてとても良いと思います。ぜひ参加してください“とのことで、よかった。本人が希望する範囲において参加しようと思う。

診察のたびに良い先生に出逢えてよかったな〜と思うのだけど、通院のたびに薄皮をはぐように回復していく長女の姿が涙が出るほど本当に嬉しい。予想外のきっかけで、長女と外出の機会や会話が増えていることも貴重で嬉しい。

もちろんここから直線でエネルギーが溜まっていくわけではないけれど、1ヶ月半前に比べると随分と気持ちは軽くなった。

 

 ↓昨日の朝に長男がつけていた情報番組である通信制高校のe-スポーツ科を紹介していたのだけど、まんまこの漫画みたいだった。長女のおかげでこれまできちんと知らなかった学校の種類や様々な学校を知ることができたのは、実は少し楽しかったり。

 

 

全ては自らの手のなかにある

2021年6月22日(火)

長女が学校に登校できなくなってから1ヶ月以上が経過した。この間休息を最優先してきたことは正解で、本人の中にエネルギーが蓄積しつつあることが感じられる。ただ実際の行動に移るまでにはもうひと息。

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学校のことは、現在の高校に復帰するにせよ、他の選択するにせよ、本人が望む選択で良いと思っている。まだいまなら現在の高校に復帰することは十分に可能だ。先生方も待ってくれている。わたしが早めに情報収集を開始したのは、自分が知らないと支えられないからであり、決して通信制を進めているわけではない。そこはわかってもらえていると思うけど。

どのような選択をするにせよ、後から後悔をすることがない選択をしてほしいと願う。後悔というのは失敗をしたときにすることではない。自分の経験からは、誰かの判断にただ従ったとき、自分の人生を誰かに委ねたとき、自分がやり残したことがあるときに後悔する。誰かのアドバイスを受けて、“自分“で判断し、行動すること、それが後悔しないコツ。

選択肢はありすぎて悩むほどたくさんある。あとから選べる選択肢は後回しにするのもひとつの方法。いくらでも一緒に考えるし、あなたの選択を全面的に支えるよ。

ポコンたん、気がついたら、あなたはずいぶんおとなになっていたね。お母さんが何も言わないのは、あなた自身がわかっていることがわかっているから。

 

↓長女のブログ。

pocomero.hatenablog.com

学校説明会の記録(その2)

2021年6月20日(日)

■6校目

男子校・非宗教・大学附属校(外部進学率が高い)

午前中はある学校の説明会。サニスケは“家にいる“と言うので、宿題タスクを課した上で、単身学校へ。学校の最寄駅は、学生時代によく訪れた駅なので、しばし郷愁に浸る。

朝起きるときは予約をとった自分を恨めしく思ったけれど、やはり行ってよかった。そもそも学校などの建物やサイニング、設備などを見学するのが好きなのだ。間取り?にも学校ごとの特徴が出る。こういう点はオンライン説明会ではわからない。

説明会のあと、校舎内の見学もすることができ、理科の実験室の充実度に吃驚。あちこちに立っている先生方に質問もできた上に、空いていたので個別相談会にも寄って、まとまった質問をしてきた。

帰宅後にオット氏と本人に報告。オット氏は“わしの田舎にはこんなに選択肢はなかったぞ“というだけ、サニスケは併願校にはほぼ興味なし。責任重大すぎるるる。

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今日の説明会で一点驚いたのが保護者の服装。長女校の保護者会はほぼ紺一色。わたしが仕事用の黒のパンツスーツで行くと浮くくらいの紺率。カジュアルなお父様方でもシャツとチノパンが限度。ところが今日の保護者会は、色とりどりカラフルで、Tシャツにジーンズのお母様がいたり、短パンのお父様がいたり。どちらがよいというわけではないけれど、学校によってこんなに違うのか、とあらためて気がついた。

 

 ↓往復の移動時間で読了。なかなか壮絶な一冊。

兄の終い

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サニスケと土曜授業

2021年6月19日(土)

今日は久しぶりにサニスケの土曜授業があった。通常であれば学校公開があり、授業参観もあるけれど今日は低学年のみ可で、高学年は参観不可。サニスケたちの学年は比較的落ち着いている様子なので大丈夫だとは思うけれど、丸1年以上も授業の様子を見ることができないことが、長女の5年生のときに一大トラブルを経験しているので、気になっている。

先日も学年だよりに放課後の過ごし方の注意として、子どもたちだけでゲームセンターに行かせないように、金銭の貸し借りをさせないように等の記載があり、やはり5年生になるといつの学年でもその手のトラブルが生じることや、習い事や塾などの放課後の予定がある子どもたちとそうではない子どもたちで過ごし方に格差が生じることをあらためて感じた。

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午前中は友人と短時間のお茶タイム。その後、ある学校の立地と外観確認。

午後は現地開催の学校説明会を予約していたけれど、数日前にキャンセル。サニスケの帰宅を迎え、昼食にパスタを用意し、単元確認テストに送り出し。その後、自分の衣類の整理に勤しむ。

サニスケと“紅の豚“

2021年6月18日(金)

しばらく前にサニスケが“ラピュタしか見たことがないから、他のジブリ作品も観たい““トトロがいい“と言うので、“隣のトトロ“のDVDを購入し、一緒に鑑賞。懐かしい。

そしてジブリ三作目はわたしが一番好きな“紅の豚“。サニスケが好きになるのが確定の作品で、予想通りハマった模様。早くも2周目に突入。

サニスケが偉いな〜と思うのが、どんなに山場の場面でも“○分で終える“と決めた時間には途中で終わりにするところ。それは貴重な資質だから、大切にしようね。

併せて宮崎駿氏の“雑想ノート“を購入したら、夢中で熟読していた。

 

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長女と充電

2021年6月16日(水)

今日は仕事は休み。午前中はようやくいかれた美容院。軽くランチを食べて、一度帰宅。

午後は長女とカフェタイム。寝たのが明け方の様子だったので無理かなぁと思っていたら、起きていて嬉しかった。毎回地元のお店ばかりで飽きたので、隣町にむかう。

本人も話していたけれど、やはり少しずつエネルギーが蓄積されてきた様子。完全充電期間からリハビリ期間に移行しつつある。リハビリなので焦りは禁物、ゆっくりゆっくり。

学校のことについても色々話す。ただリハビリ期間なので、いまは本人にとって楽しいこと、できればゲームやスマホ(インスタグラム等)など内側に籠る楽しさではない楽しいことを一緒にしながら過ごす時間を大切にしたい。平日のカフェでゆっくり話しながら、将来に、“あのとき大変だったけど、一緒に過ごして楽しかったね“と長女自身が思えるような時間をたくさん作りたいと思った。

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サニスケの学校ではプールが始まった。今日は曇天なので中止を確信していたところ、行ったとのことで吃驚。

 

 

学校説明会の記録(その1)

2021年6月13日(日)

サニスケが外部会場でのテストを受けている間、会場近くのファミリーレストランにて待機。長女も合流予定がまだ連絡がなく残念だけど、低気圧の影響もあるかな。無理しないで大丈夫。

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コロナ禍の影響でオンラインも含めて、学校説明会の予約がものすご〜く狭き門になっており、予約受付開始数分で満席になってしまう学校が続出している。そんな貴重な機会をなんとか得て、参加した学校説明会のメモ。ちなみに偏差値帯は上から下まで相当に幅広い。

■1校目

共学・宗教系・大学附属校

説明会ではなく、立地を確認し、敷地外から見学。説明会参加予定。

■2校目

別学・運営母体は宗教系(宗教教育なし)・非大学附属校

前夜に保護者仲間とテキストでやりとりしていて説明会の空きを教えていただき深夜に予約、現地説明会に参加。思い返せば、自分の小学校の時の同級生男子の進学先で名前を知っていた。宗教教育はないけど、運営母体が宗教系のため、設備は整っている印象。近くにどど〜んと母体団体の建物が聳え立つ。事前に持っていた印象より良かったけれど、通学経路の点で難あり。

■3校目

別学・非宗教・非大学附属校

説明会ではなく、立地を確認し、敷地外から見学。説明会参加予定(人気校のため、説明会予約はプラチナチケット並みの争奪戦)。

■4校目

別学・非宗教・非大学附属校

オンライン説明会にて参加。小学二年生の時にここの文化祭に来た長男が“この学校に来たい“とつぶやいたことから始まった。コロナ禍前に対面説明会も参加経験あり。オンラインとはいえ改めて説明会を聞いて、やはり長男に向いていると感じる…しかし説明会だけではわからないのも事実。小学生時点で高校までの居場所を決めるのはある意味賭けに近いのでは、と最近思う。リアル説明会参加予定。

■5校目

共学・非宗教・大学附属校

オンライン説明会にて参加。実はオンライン参加2回目だけど、2回とも回線トラブルあり、そのあたりに学校の“売り“と反している現実が垣間見えて若干の不安を感じる。専門性が明確でとんがっている学校。中高大連携もあり、好きな子はハマりそうで、長男には向いているかも。リアル見学会があれば、本人を連れて行きたい。ただし、立地に大きな難あり。