"白い雌ライオン"

一昨日に数日間の移動の友であったHenning Mankel"白い雌ライオン"(創元推理文庫,2004)を読了する。20050525に読了した"リガの犬たち"と同じシリーズの第3作である。今回は南アフリカの人種差別問題と政治情勢が背景になっており、非常に読み応えがあり、惹きこまれるほどに面白かった。南アフリカ出身の友人もスウェーデン留学時代の同級生には数名いたので、彼らの顔を思い浮かべつつ読み進めていたのだった。全9作のうち、邦訳されている3作は読了してしまったので、4作目の邦訳が待ち遠しい。

白い雌ライオン (創元推理文庫)

白い雌ライオン (創元推理文庫)