事情があって実家の旧自分の部屋を片付けることになった。就職したときに一人暮らしを始めて、短期間だけ自宅に戻り、大学院に入学したときにまた一人暮らしを再開した。その後、スウェーデン留学して、一度自宅に戻り、再び一人暮らしの再開、相方氏とのW世帯主、結婚、現在の家への転居というのが私の流転の歴史。
その間のベースは実家の自室だったので、各種卒業証書や普段使用しない通帳、祖母の形見のアクセサリーなどはそのまま置き去りになっていた。さらには書籍やら新聞のスクラップやら大学院の過去問題やら勤務先法人からの内定通知書やら最初の辞令やらもそのままになっていた。
もっとさかのぼると、何と幼稚園の卒業文集や小学生のときの連絡網、中高時代の通知表と学生証などなど懐かしい品々が埋もれていた。いやはやほぼ自分の歴史の全てが詰まっている部屋だったのだな。
不要物をばっさばっさと廃棄し、必要なモノは保管ブロックへ。悩ましいものもたくさんあり、思い出の片付けはなかなか難しい。
ちなみに廃棄を手伝ってくれた相方氏いわく"知られざるおきゃんの秘密をぎょうさん見てもーた"とのこと。いやいやホントの秘密は事前に廃棄済みよ、ふふ。