スウェーデンの再生可能燃料

先ほどニュースを見ていたら、スウェーデンの脱石油、再生可能燃料への移行の状況をレポートしていた。ストックホルムでは、下水や残飯処理の過程で生成されるバイオガスを主流にしようとしているらしい。食糧危機の背景となっているバイオエタノールとは発想が正反対。

またイェーテボリでは、石油燃料を使用している業者には市の事業を委託しないとのこと。淡々と"車を変えるかどうかは業者の自由です。ただ市の事業を受託したければ変えなさいということだけです"と話す女性の副市長。

スウェーデン社会にも色々な問題がはらんでいることは知っている。それでも長期的な理念や目標をもって政治が動いている国の強さはとてもとてもうらやましい。翻ってわが国は、と考えるとホント情けない。

内容もともあれ、久しぶりにイェーテボリの街の光景を目にして、思わず声をあげてしまった。また行きたいなぁ…。