"生活家計簿3.0"を使い始めた

120090928のエントリで書いた婦人之友社の"羽仁とも子原案 生活家計簿3.0"がちょうど先月末日に届いたので、10月1日から使用を開始している。数日間使用したところの感想など。

基本的な機能としては、婦人之友社のサイトで読んでいた説明で想定したよりも高機能で、カード払いや仮口座(パルシステムなど購入日と支払日が違う場合に用いる)などにも対応しているので十分。よい点は、画面が見やすく入力しやすいところ。費目が一覧表示されるのは便利。その他毎月ルーティンの入出金については、自動登録も可能らしい。

さらにこれは生活家計簿の機能というより、羽仁とも子原案の家計簿の特徴だと思うけれど、レシート単位ではなく品物単位で記帳するので、少々手間はかかるけれど、例えば野菜などにしてもどれをどのくらいの頻度で購入しているか一目瞭然になる。集計するのが楽しみ♪

またこれも羽仁とも子原案の家計簿の特徴だと思うけれど、使った当日に記帳するのが基本。口座はさすがにまとめて入力にするつもりだけど、現金についてはレシートを溜め込まずに、その日のうちに入力する。何せ品物単位で記帳するので、貯めてしまうと億劫になりそうというのもあるけれど、当日分だけなら15分で完了する。そしてこのことの最大の効用は、レシートのない支出も当日なら覚えているから、現金残高がぴったり一致することだ。この爽快感(笑)

そして都度都度記帳することにより自然とお金の動きにより敏感になり、"昨日使いすぎたから、今日は遠出は止めよう"とか"外食を止めて、家で作ろう"などの判断になる。よく言われることだけど、家計簿をつけることは節約への第一歩。

そんなわけで、比較的使いやすい"生活家計簿3.0"ではあるけれど、イマイチな点もある。最も残念だったのは、店舗を入力する欄がないこと。仕方がないので備考欄を使用して手入力しているけれど、これも選択できたらいいのにな。他に使い勝手の点で、何度か失敗したのが金額欄がenterキーでないと反映されないこと。ついついtabキーを使ってしまうのだけど。

羽仁とも子原案の家計簿の特徴である費目の分け方については、付属の解説本に一覧が掲載されているので、わからないときは参照しながら入力している。さすがにこの費目分類が非常によくできているなぁと感心しきり。ただ、"収入(夫)"の費目小区分が給与所得者対応の控除等も細かく設定されているのに、"収入(妻)"の費目は"その他"だけで、"なんじゃそりゃーっ!!"という気分になった。そうか生活家計簿ですら、妻はパート雇用を想定されているのか、と残念でならない。あ、もちろん"収入(夫)"の費目小区分と同じに自分で設定するけどね(笑)