この映画が公開された2004年から数年間は私が映画から最も遠ざかっていた時期なので、タイトルは知っていたけれど前情報は全くなしでDVD鑑賞。英国と米国の合作とはいえ舞台はロンドン、ハリウッド映画のような親切な説明はなく、複数(9組かな?)の物語が同時並行で展開するので、最初は戸惑ってしまった。登場人物たちの関係性は中盤〜最後にて、次第に分かっていくのが憎い演出。
以下、ネタバレあり。
Hugh Grantが演じる英国首相の恋の物語もあるのだけど、このエピソードが一番好き。踊りながら階段を降りて、メイド頭に目撃されて慌ててごまかす場面など素晴らしい。来賓の米国大統領との会見のシーンは、動機がどうあれ、めちゃ格好良かった。ハリウッド映画でも大統領は頻繁に登場するけれど、日本の首相は政治映画以外の映画の登場人物には成り得ないな〜と思ったり。…というよりも最近は日本の映画もドラマも見る気が起きまへん。
クリスマス前の数週間の物語なので、クリスマスの時期にこの映画を一緒に見てプロポーズ、なんてよいかもなどと妄想してしまった(笑)どなたか、試してみない?
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2004/06/23
- メディア: DVD
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