"キューティ・ブロンド"

また全く前情報のないままに見たのだけど、兄推薦にハズレなく、約2時間を楽しんだ。タイトルは原題の"Legally Blonde"の方が適切ではないかと思うのだけど、ともかく内容は"お馬鹿"の代名詞であるブロンドのお洒落とファッションにしか興味がないファッションビジネス専攻の主人公が、上院議員を目指すボーイフレンドから"ハーバード大学の法科大学院に進学するから"と振られたことをきっかけに猛勉強？して、同じく法科大学院に入り…、という物語。

ファンタジーだなぁと思ってみていたら、後から実話をもとにしていると教えてもらい、吃驚仰天!!

以下、ネタバレありの感想。最初は頭空っぽに見えた主人公のエルがどんどん魅力を増してきて、周囲のエルのことを莫迦にしていた同級生やライバルたちを味方につける展開が非常に爽快。あっぱれ、エル!!という感じ。最初に笑ったのは、ハーバード大学へのVTR論文と教授たちの審議の場面。他に爆笑したのは、裁判シーンで証人をゲイと見破り、の一連のところ。後は、ロスへ帰ろうとしたエルを叱咤する女性教授（あの教授はもしやハリーポッターに出てくる女優さんと同じではないかしらん？）。後は裁判の最後の場面や、卒業式での喝采スピーチなど。あと教室で同級生たちがみーんな真っ黒のラップトップ(IBM？)を使っているなか、ひとりオレンジのiMacなエル。so,cute!!

とにかく気軽に見ることができて、それでいて元気が出てくる小気味良い作品だった。ちなみに続編も出ているらしいので、レンタルしようか迷い中。

しかし、最近ちょっともう少し自分もお洒落に気を配るべきかな、などと思っている。見た目だけじゃないけど、見た目も重要よね(笑)

キューティ・ブロンド 特別編 [DVD]