ポコンたんとトビヒのその後

3月10日に保育園にて"トビヒのため登園禁止、登園再開には証明書が必要"と言われ(20100310のエントリ参照)、翌日に皮膚科に通院され皮膚科医からは"登園禁止?必要ないわよ"と証明書をもらって、その翌日(昨日)から登園再開した(20100311のエントリ参照)ポコンたんなのだけど、実はそれは退園時に相方氏と話した先生の勘違いだったらしく、トビヒは現在は登園不可ではなくなっているらしい。従って、別に証明書も不要だったのだ。

一昨日に通院していたときに保育園の保健師さんからわざわざ電話をいただいており、電話に出る以前にも何度も何度も保育園から着信があったので、"そんなに心配される状態でもないけど、なんでかな??"と疑問を感じていた。保健師さんが"あの証明書についてなんですが、通院されましたか?"と聞いてきたので、ちょうど通院を終えて証明書ももらったことを伝えると、何か言いたげな感じで"翌日から登園してかまいません"と言われれたので、ちょっとひっかかりを感じつつ、もしややはり証明書は不要だったのではないかなと思いつつ、電話を切った。

で、その翌日の昨日登園して担任の先生に証明書を渡したところ、"申し訳ありません、証明書はいらなかったのです〜"とのこと。がくっ。証明書代500円はともかく、登園禁止と聞いて相方氏とローテーションの相談をし、長引くなら病児シッターを手配するかとまで考えたあの不安な時間は無用だったのかと、脱力。

"では登園禁止も間違いだったのですか?"と尋ねると、"通院はしていただいて、口頭で登園可能の診断をいただければ大丈夫だったのです"との回答。

担任の先生も恐縮されていたし、人間は誰しも間違える存在なので、それ以上には何も言わなかった。私が調べたときも学校感染病として記載されている皮膚科医のサイトもあったので、おそらくずっと以前には登園禁止だった時代もあったのだろうなと思い、けれど働く親にとって保育園に登園できるかどうかは、文字通りの死活問題なのだ。正直に言って、そういう情報だけは正しく共有してほしいと願う。

…と同時に、自分の仕事を振り返ると、今は直接ご利用者に接する機会はほとんどないけれど、自分の対応いかんでは職員の業務や生活を振り回す可能性もあり、それはご利用者への直接援助にも影響するということだし、もし直接援助を担当しているいわゆる現場のスタッフであればなおさらなのだ。対人援助職に限ったことではないけれど、自分の業務上の対応が受け手や周囲にとってどのような影響を及ぼすのか、という点について常に念頭においておかなくてはならない、とあらためて思った一件だった。

なお肝心のポコンたんの臀部と腰の境に出来たトビヒは、何と一晩でほぼ治ってしまい、今は新しい皮膚ができるつあるところ。私の声も昨夜一晩で戻ってきたし、適切な医療の力とはやはりすごいな〜と実感している。