赤ちゃんは会議がお好き!?

サニーくんこと中のヒトは、最近大いに暴れまくってくれている。時折足で蹴っているのではなくて、頭突きかお尻でぶつかってきているか、体当たりしているのではと思われるようなドスンという感じも受ける。先日の妊婦健診のときには、超音波エコーの最初の方は頭が上の逆子の位置だったのにエコーの途中で180度回転して頭が下になっていて、先生も"よく動くわねぇ"とつぶやいていたほど。数か月前の健診のときに、まだ手足が出たばかりの勾玉のような形をしたサニーくんがエコーの画面のなかでウニョウニョウニョと泳いでいったのが私には非常に印象深く鮮明に焼き付いている。

サニーくんの動きを一番感じるのは、就寝時に布団に横になったとき。蹴っているところを軽くポンポンと叩くと、必ず蹴り返してくれるので、密かにサニーくんとのコミュニケーションを楽しんでから眠るのが最近の習慣。一般的に胎動をよく感じるのは母体がリラックスしているときと言われているので、これは順当だろう。

ところが次にサニーくんがよく動くのは、職場で会議に出席しているときなのだ。先月末の会議の最中もなかでグルングルン動いており、今日の会議でもドカドカ蹴飛ばしてきていた。思い返してみればポコンたんがお腹にいたときも会議のときによく動いていたなぁ。思うに大勢のヒトの声が聞こえてくるのが楽しいのではないだろうか?もしくは逆に"早く終われよぉ"というサインなのだろうか??

"三つ子の魂百まで"という諺があるけれど、個人的には三つ子どころか胎児のときから子どもの個性というのはある程度表れているように感じている。ポコンたんもものすごく活発に動いていた胎児だったけれど、生まれて出てきた後で活発に力強く動く手足を見て、妙に納得した。ちなみにポコンたんは新生児の頃から自己主張がやたらに明確で、あまりに泣く声が大きすぎたので生後3日目に看護師さんに口に入れられたおしゃぶりを口から吹き飛ばして、その後二度と使ってくれなかった(苦笑)

実家の母が時折話してくれるエピソードのひとつに、"あなたは胎動が激しくて、男の子じゃないかと思っていたのよ"という話がある。反対に大らかで穏やかな兄は、胎動もゆっくりおとなしく、母は内心かなり心配していたらしい。今考えると、当時は超音波エコーなどはない時代で、第1子で胎動があまり感じられなかったら、それはものすごく心配だったろうなぁと実感できる。

サニーくんの性別は誕生しなければわからないけれど、この感じでいくとまた活発な子どもになるのだろうな〜と嬉しいやら、ちょっと不安になるやら…。果たしてどんなお転婆娘または腕白坊主が登場するのかな。