マドレボニータの"産後のボディケア&フィットネス教室"に行ってきた:初回

もともと妊娠前から肩背中首凝りと腰痛に苦しんでいたのだけど、今回の出産後特にひどくなり、つらい毎日を過ごしている。毎週末に通っている整体で、自分の身体全体がカチンコチンにかたまっていることを自覚し、これはどうにかしないと年をとってからエライことになってしまう!!と危機感を強めて、自分なりのストレッチをしたり、Wii Fitでの運動を再開した。ところが育児と家事の合間に自分ひとりでストレッチや運動をしようと思っても、なかなか毎日は続かない。サニスケが昼寝してくれればもっと他の楽しいことにわずかな自由時間をつかいたいし、夜にやろうと思っても"今日は疲れたから、まいっか"となってしまう。また日中に外出できる場所も乳児連れでは限られており、書店での立ち読みは楽しいけれど肩は凝るばかり。

そんなわけで、自分の体力回復とサニスケ連れでの外出先を確保するためにNPO法人マドレボニータの"産後のボディケア&フィットネス教室"に行くことにした。体力低下をよく知る相方氏からは"そんなん行ってだいじょぶなん?ボールから落ちんでな"と言われ、自分でもついていかれるのか不安だったけれど、できる範囲でやろう、どうしても無理ならリタイアしようと考えて、ついに初日を迎えた。

サニスケの外出や電車に乗るのはもはや慣れっこなのだけど、子ども二人の支度をして授乳もして、自分の支度もして、ポコンたんを保育園に送った後でそのままサニスケと出かけるのは初めてで、なかなか大変だった。仕事に復帰したら、その頃には動き回るようになるサニスケの相手もしながら、これをしなくてはならないので、ちょうどよい練習かな。電車の席は空いていたものの、時間切れで授乳が中途半端になったサニスケが座ると泣くので、立ちっぱなし。会場のスタジオにつく頃には眠りに落ちてくれた。会場の建物前で、同じように赤ちゃんを抱っこした他の参加の方2名と遭遇する。保育園でも思うけど、最近のお母さんってお洒落だなー。

乳児連れで着替えはどうするのかなー?と疑問をもちつつ会場に入ると、スタジオの中央に赤ちゃんを寝かせるためのマットが敷いてあり、そこに寝かせるようになっていた。スタジオの一角をカーテンで仕切った着替えコーナーで自分の身支度をする。戻るとサニスケは目覚めてしまったので、オムツ替えと授乳をする。考えてみれば、サニスケは他の赤ちゃんと並んで過ごすのは初体験。生後3か月になったばかりのサニスケが月齢では一番小さかった。

今日の参加者は自分も含めて計8名で、レッスン開始。まずは簡単な自己紹介から。子どもの年齢を生後○か月と紹介するのではなくて、自分は産後○か月と名乗るのが面白い。みなさん、結構遠くからの参加で吃驚。そしていよいよボールレッスン開始。単にボールに座ってとびはねているだけでも結構な運動になり、実ははやくも一瞬貧血気味になった(苦笑)

その後は、インストラクターの先生のユーモアあふれる指示に従いながら、正しいポジションを学び、音楽に合わせて手足を動かしたり。とびはねながら、手と足で違う動きをするのはなかなか難しい。てゆーか、我ながらリズム感がないっ。後半は相当にきつかったけど、思う存分運動で汗を流すのはとても気持ちよかった。できなくても別に叱られないので、安心して動くことができた。

途中で子どもが泣いたときには、抱っこして跳ねてOKなので、跳ねながら授乳していたらサニスケはニタリと笑って、また寝てしまった。子どもが泣いたときに、"泣いてますよ"ではなくて、"呼んでますよ"と声をかけてくれるのが素敵。自宅に帰ってからも、泣かれた時には"あ、呼んでるのね"と思うと、"わ、また泣いたっ"と思わなくて済むことに気付いた。

1時間半のボールレッスンを終えたあとは、汗だく。一休みしたあとは、ワーク&シェア。初回の今日は"過去24時間でよかったこと"ことがテーマ。簡易マインドマップで10個書き出したあとは、隣の方とペアになってひとつを紹介。自分は、布団がふかふかになったことを話したけど、その日が良い日かどうかはイライラしないかどうかにかかっていることにかかっている。主にポコンたんに対してイライラしないためには、寝不足にならないよう、疲れすぎないように気をつけることが肝要なのだ。

最後に自宅でできるケアとして、骨盤ケアを教えていただく。骨盤を立てることを意識すると、姿勢がとてもよくなる。帰宅後に気をつけていると、日常動作のなかでいかに自分が猫背になっていたかを痛感した。

運動不足と身体のかたさ、あと出産前の自宅安静のためか脚力が非常に落ちていることを再認識した2時間だった。これまで運動にはあまり縁のない生活を送ってきたけれど、身体を動かしている時間は余計なことを考えないで済むし、健康的にストレス発散できることを発見。動きはきついけれど、来週が楽しみなのだ。