ポコンたんと七五三

数日前にデパートを通過した折に、七五三の衣装予約開始の案内があり、ポコンたんが今年七五三なことに思い至ったワタシ。女の子は数えの三歳と七歳でお祝いをするのが本来らしいのだけど、自分も三歳は省略したと聞いていたし、三歳のときには端折ってしまった。昨年あたりから、テレビで見た着物への憧れが高まっている様子もあり、今年はちゃんとお祝いをしてあげることに。そんなわけで我が家にしては珍しくこんな数ヶ月も前だというのに、貸衣装試着会の予約をし、夕方に向かう。幸いなことにモルモルが付き添ってくれたので、助かった〜。母もきっと私と相方氏にまかせるとどんな着物を選ぶのか不安があったに違いない(苦笑)

10数年前に某校研究科の卒業式の折に自分が袴を借りた貸衣装室で、まさか自分の子どもの七五三の衣装合わせをすることになろうとは、思いもよらず。母が選んだ2枚と、ポコンたんが店員さんに付き添われて選らんだ3枚を試着させる。ポコンたんは最初は"水色がいい〜"と言っていたけど、試着したら満足したのか、スムーズに母と私が一致した第一候補で納得する。よかった。

店員さんの話では試着の途中で疲れてぐずぐずになってしまうお子さんも多いとのことだったけど、ポコンたんは自分が着たくて着ているので、二年越しの夢の着物だから、終始満面の笑み。そんな笑顔を見ていると、こちらも嬉しく幸せな気持ちになる。あまりにいい笑顔を浮かべているので、最後の方は手の空いた店員さんが見に来てくれたほどだった。

その後、書類を書いている間もポコンたんは"嬉しいな〜""楽しかった〜""早く本番にならないかな〜"などと連発しているので、受付の店員さんが"お子さんたちはみなさんもちろん楽しんでくれていますが、ここまで嬉しい楽しいと本当に楽しそうなお子さんはお嬢さんが初めてです"と言っていたほどだった(笑)

同じフロアにある写真室と美容室で予約をして、無事七五三の準備は完了。本番の一か月前に再度採寸と美容相談(!?)のために再度行くことになる。なんか結婚式の準備を思い出してしまったよ(笑)