@あいほん
保育園の迎えを相方氏がいくと、素直に自転車に乗るらしいのだけど、私が行くと必ず大絶叫大泣きで歩きたがるサニスケ1歳8ヶ月。毎回毎回泣きわめくサニスケを力づくで載せて、道ゆく人々に百発百中で振り向かれ、時には親切なおばさまに"そんなに泣かせて"と声をかけられるのに辟易したので、今日は右手で自転車を押しながら、左手でサニスケと手をつないで、途中まで歩いて帰った。ちなみに空腹なサニスケはパンをもぐもぐしながら歩いていた。いや、お行儀悪いのは十分承知してるけど、お腹の空いたサニスケほど扱いづらい相手はいないのでやむなく。
ところが途中でサニスケが私の手を離して一人で歩いていきたがったので、これはあかん!と結局力づくで自転車の後部座席に載せた。当然泣きわめき、周囲の視線を独り占め。脇道に入ったところで、後ろで強引に立ち上がった気配がしたので、ブレーキをかけたら、なんとサニスケがポーンとすっ飛んで私の左斜め前に転がりおちてしまった。がーん。
車が通らなくて本当に本当によかったし、厚手のフード付きの上着をきていたのと、多分前から落ちて手をついて転がったので、頭を直撃してはいないことなど、幸運が重なり、かすり傷ひとつなく、その後も食欲も元気もあり変わった様子はなかった。本人はビックリしたので大泣きに拍車がかかったし、私もさすがにショックで涙が出そうになったけど、とにかく何事もなくて本当によかった。
今回の最大の反省点は、後部座席のベルトをポコンたん仕様のままでサニスケを載せてしまったこと。考えてみれば、ゆるゆるだったのだ。明日にでも相方氏が調整してくれるらしい。
救われたのは家族の誰も私の不注意を責めなかったこと。ポコンたんと留守番してくれていたモルファルは"男の子は予想もしない行動をとるからな"と自分の武勇伝を話してくれ、モルモルは"あの反り返りだから仕方ないわよ"と言ってくれ、相方氏は"大丈夫や。気にせんでええ""(落ちたときに)気のせいや、くらい言うたらええんや"と言ってくれたのだった。
ただそれでも、あのとき後ろから車が来ていたら(端っこを走ってはいたのだけど)、と思うとゾッとする。二人目ということで、若干油断してるのかもしれない。もっと気をつけて過ごさなくては、としみじみ思った夜だった。