朝比奈あすか"プールサイドの彼方"[12/100]

"マザーズ"を勧めてくれた読書家のママ友から教えてもらった朝比奈あすか"プールサイドの彼方"(実業之日本社,2012)を数週間前に読了。プロローグだけ読んでしばらくそのままにしてあったのが、読みはじめたら一気読み。

18歳の大学一年生が恋をして、就職をして仕事でつまづき、結婚をして、出産をして、というイマドキの女の一生?を描いた作品なのだけど、途中身につまされる場面が多くてひきこまれた。

パソコンやインターネットが物語の小道具になっているので、自分が最初にパソコンという存在を知りもってもいないのにパソコン雑誌を読み漁っていた時代や、ついにパソコン購入にいたりnifty serveにつなぐときのモデム音などを懐かしく思い出したり。