年始早々に読了したのが黒川祥子”誕生日を知らない女の子−虐待 その後の子どもたち”(集英社,2013)。副題のとおり、虐待を受けた子どもたちが児童相談所に保護されて、里親やファミリーホームに引き取られた後の様子を追ったルポ。保護されたらそれで安心して子どもたちが生活をできるわけではない。この書籍の感想は途中まで下書きしてあるので、近日中にまとめたい。
娯楽本では、池井戸潤”空飛ぶタイヤ”上下巻(講談社文庫,2009)@Kindle。昨年後半から池井戸潤氏の小説は結構読み続けているので、金融機関内部の描写などは既視感があるのだけど、でもそんなことは気にならないほど、物語は面白くて一気に読了してしまう。
その他、読み途中なのが三木義一”日本の税金 新版”(岩波新書,2013)@Kindle。就寝時読書用に購入したのだけど、ものすごーく有用な一冊なので、新書で購入しなおす予定。娯楽本やビジネス本、漫画はKindleの方がよいけど、勉強や仕事の参考書籍はやはり紙の書籍の方がよいことを再認識。
最初から最後までの読了はしてないけど、必要なところは読み終えたのは、林明文”人事の定量分析”(中央経済社,2012)。管理会計の書籍もいくつか読んだけど、労働集約産業において重要なのは結局のところ原価計算ではないのは当然。といっても実務上では本書の内容は現時点の業務では不要で、管理会計系の書籍で学んだ知識や公式の方が実は大いに役立っている。
一応ひと月の読書の目標としては、教養系1冊、仕事or勉強の参考図書1冊、娯楽本orビジネス書1冊の計3冊読めると理想かなと思っている。