ポコンたんと涙の理由

@MBP
夜にモルファル宅から帰宅したムスメの表情が険しく、すごぶる機嫌が悪い。弟に当たり散らし、挙句の果てに泣き出してしまった。何かあったのかと尋ねても何も答えず、宥めても怒ってもラチがあかないので、静観することにした。その後、お風呂に入るころになり“さっきはゴメンね。せっかくのお祝いだったのに…”というので、それはかまわないけど何かあったの?と聞くと、"学校で何かあったとかそういうことではないけど、学童がなくてお友だちと遊べないのがつらい。春休みはみんなと一緒に過ごせて楽しかったのに…”と言う。その場では、”う〜ん、気持はわかるけど、学童は卒所しちゃったから、学校開放の日やお休みのときに遊ぶしかないよね”と答えるにとどめたけれど、実はこれはひそかに心配していたことで、母の予想はまたまた的中。

ムスメはゼロ歳児のときから保育園に通っていて、彼女にとっては集団生活が当然。小学校に入学してからも毎日毎日学童に通って、保育園時代からのお友だちも大勢いて、集団生活を基本とする生活だけしかしらない。休日は家族と過ごすことを好むので、自分でお友だちと約束して遊びに行くという機会もほぼ皆無のままでここまで来てしまった。4年生になり、週2回は校庭開放(学童の後輩と一緒に遊べるのでうれしいらしい)、残りの週3日は習い事というスケジュールを組み、習い事でもお友だちはいるけれど、3月までのような集団生活とは全く異なる生活リズムになっている。

まだまだ新しい生活が始まったばかりで、毎年この時期は多少なりとも不安定になるので、すぐに慣れるだろうとは思うけど、小4の壁は色々な面で影響が大きい。実は学童がなくなったことで、親の方の綱渡り感も非常に強くなり、なるべく自宅にひとりで留守番をする時間をつくらないために、実家の両親(特に父)にも全面的に協力してもらいながら、週間基本シフトを組んだうえで、毎週異なるお互いの与件を調整しながら、毎日を乗り切っている。文字どおり、毎日が綱渡り。能力的にはもちろんひとりで留守番をすることは可能なのだけど、もし万が一何かあったらと思うと怖くて、大人の調整で何とかなる限りは対応しようと話している。

おまけ。個人的な記念日のため、メールや各種SNSでメッセージをいただきありがとうございました。家族だけでなく友人知人から気をかけていただくのは、殺伐とした毎日を送っている身にはとても嬉しく、沁みました。本当にありがとうございました。また一年、精進します。