ポコンたんとお雛様

先月の終わりの日曜日に、ムスメとサニスケと一緒にお雛様を飾った。我が家には私自身が1歳の初節句のときに両親が買ってくれたものと、ムスメにいただいたのがあるので、毎年2セットを飾っている。今年はムスメ用のは、本人がサニスケをアシスタントに飾ってくれたので、とても楽だった。

自分ひとりだけで奮闘していた部分を少しずつでも子どもたち自身や子どもたちと一緒に行うことができるようになると、気持ちも楽だし、実際に負担も減るので、子どもたちの成長は本当に有難い(とはいえ料理や洗濯、掃除などもう少し日常生活の戦力になってほしい部分では、なかなか育成できていないのが、教える余裕のない私の側の課題)。

夕食はちらし寿司を作る余裕と材料がなかったので、似て非なる献立でマグロ丼。もはやお雛祭りとは一切関係のない食卓だったけど、ムスメは喜んだので、まいっか。

ところで定時退勤が(まだ2日間とはいえ)続くと、少し真っ当な料理をしたくなる。ちょうど購入した”かぞくのじかん”Vol.35の特集が”忙しくても気を重くしない献立づくり”というタイミングの良さ。”かぞくのじかん”というか婦人之友が推奨する丁寧な生活は憧れるけど、なかなか定着に至らない。ただ”かぞくのじかん”は読んでいると、”できる範囲でいいから”と背中を押されている気持ちになり、ほんの僅かでも実現できると豊かな気持ちになり、非常に落ち着く。今号も読んで献立の基本を思い出させてもらえたので、どうしても子どもたちが食べてくれるものを中心にすると偏ることを反省して、自分自身が本来馴染んでいた野菜の多い食卓を取り戻したい。

野菜も根菜を調理できると余力のある証拠で、時間に余裕がないと葉物野菜中心になりがち。なので、今週の目標は根菜を食卓に載せることで、来週の目標はとある副菜にチャレンジすること。実現のためにも、定時退勤を維持することが肝要。

かぞくのじかん Vol.35 春 2016年 03月号 [雑誌]

かぞくのじかん Vol.35 春 2016年 03月号 [雑誌]