サニスケと自立への第一歩

今月から小学生クラスへ進級したサニスケのスイミング。先週が初回で、幼児クラスと同様に更衣室まで付き添っていったところ、小学生クラスでは他に誰も付き添っておらず、本人なりに恥ずかしそうだった(特にスイミングの更衣室は保護者の性別側になるので、つまり小学生の女の子たちに混じって着替える羽目になってしまったのだ)。

サニスケいわく”(水着の紐の)蝶々結びがうまくできない”というので、”それなら自宅から水着を着て行ったら?”と提案したところ、”それがいい!ままぃは良いことを言ってくれた!”と大喜びで、今週はそのようにしてみた。

さらに保育園のプールでは全て自分で行っていることを思い出し、タオルやビニール袋など保育園のプールと同じ条件で揃えてあげたところ、今週はスイミングスクールに到着した時点で、”今日はひとりで着替えるから、ままぃはついてこなくていいよ!”と宣言して、颯爽と男子更衣室に入っていった。

その背中を見送りながら、サニスケの自立の第一歩だなあとしみじみ感慨深くなると同時に、”子どもを観察して、自立できる環境を整える”という親としての役割を果たせたことに嬉しくなったのだった。

スイミングスクールでガラス越しにプールの様子を見学していると、”外でのサニスケの様子”を伺うことができて面白い。自宅ではどちらかというと内向的で、姉から罵倒に近い薫陶を受けても黙って受け流していることが多いサニスケだけど、外では結構やんちゃで、ふざけてコーチに注意される場面もあり、いわゆる”THE男子”な行動をとることもあるので、むしろホッとする。一方、先生の話を聞いたり、集中が必要なときには、きちんと黙って姿勢よく話を聞けるのは、保育園での指導のおかげで心底感謝している。