8月の終わり

書いているのは20170902で遡り記録だけど、今年の夏休みは子どもたちによく向き合ったと非常に達成感がある。母親としてできる限りの精一杯は尽くしたと胸を張って言える夏だった。仕事とはまた違った充実感。

家庭でのイベント的な出来事は、月初のサニスケの誕生日(今年は無事に当日にお祝いをできた!)があり、中旬には父娘先行で帰省したので、サニスケとふたりで航空記念公園までプチ遠征したり、その後二人で新幹線に乗って先行隊と合流したり(帰省先では天候にはいまひとつ恵まれなかったけど、花火とスイカと猫を堪能した子どもたち)、帰宅した日にわたしの中学時代からの友人たちの集まりにサニスケとふたりで参加したり、映画はサニスケと観た”カーズ/クロスロード”だけ鑑賞。なお戦隊モノも仮面ライダーもすっかり興味を失ってしまい、小学校に入学すると卒業する子が大半、という義姉の言葉は真実だと実感している。その他、ムスメの習い事関係の面談が複数回あったり、サニスケの希望で2種類の実験教室や卓球教室、畑イベントなどにも参加することができたので、振り返ってみると盛りだくさんの夏休みだった。

今年の夏の最大の成果は、子どもたちが大きな成長を遂げたこと。ムスメは、本人も”今年の夏は頑張ったわ〜”と手応えを感じた様子だったけど、そこに着地できるようにとった戦略や画策、各種支援が功を奏したことが、とにかくよかった、信じて待っていて本当によかったと思っている。一方のサニスケもひとりでバスに乗れるようになり、習い事の単身往復もできるようになった。ムスメは自宅(と習い事)ベース、サニスケは学童ベースの夏休みではあったけど、それぞれの夏休みを怪我も事故も病気もなく、無事に終えられたことはなによりも嬉しい。

仕事は、色々な局面での過渡期を迎えている。例年この時期にある案件であっても今年は規模が過去最大級の事案が2つ重なり、法改正対応の影響はまだ残っており、昨年度一段落した案件が再開したり、いよいよ監査法人の往査が開始するに際しての準備が始まったり(社会福祉法人における会計監査人監査については、書きたいことが山のようにあるのだけど、どこまでここに書いていいのやら)。ただ以前と違うのは、自分だけが当事者になるのではなく、周囲にも一緒に当事者になってもらいながら、目指す方向へ進めていく手法を確立できつつある手応えがあること。それは多少なりとも経験を積んで来た成果でもあり、ここまで自問自答悪戦苦闘を重ねて来た証でもあり、逆説的なようだけど、担当事案に対する責任を一層自らが負うということでもある。

職場で大学院時代の指導教授とお会いしたり、やはり現場から発信することが必要なのでは、と思う場面も多々あるので、”勉強を再開したい”という気持ちは日々高まっているものの、いまは家庭と仕事で精一杯でoutputまではたどり着けないので、かろうじてinputをつないでいる。ただ今年の秋〜冬に、まさしく!と思うような連続研修に参加させてもらうことが決まったので、非常に楽しみ。日々の仕事のなかで勉強的な視点を失わないことで、視野を広く保ち、自分や自分の業務を客観視することができるように思っている。