サニスケとアルバイト

サニスケが”レゴが欲しい、レゴが欲しい”と盛んにいいながら”(先週のおまつりのときのお小遣いを使わずに貯めた)500円では何も買えない”と貯金箱をカラカラと鳴らすので、ちょうどよい機会と思って、毎月の漫画(コロコロコミック等)を買ってあげない代わりにお小遣いをあげるという方針に切り替えた。それにしてもサニスケ、アピールが上手いな。

ところがそれだけでは定額でしか溜まっていかないと気がついたサニスケから今度は”アルバイトをしたい”という要望があった。そこで洗濯たたみ1枚1円という条件で合意に至ったところ、洗濯物のみならず自分が脱いだ上着やソファに置いてあるブランケットなどもたたんでは、”これは(バイトに)入る?”と聞いてくることに。目標があるってすごいなと思いながら、単にたたむだけでなく定位置に片付けるところまでセットでバイトとしてみなすようにしている。

家族で共同生活をしている以上、お手伝いは当たり前のことでそこに金銭的価値が付随するのはいかがなものかと迷う気持ちもあるのだけど、一方で労働とその対価としての報酬の関係を理解しておくのも大事かなと思ったり、そんな難しいことはさておいても、何より洗濯物たたみを手伝ってもらえるのは実際とても助かるのだ。

なお個人的に、お小遣いをもたせるならお小遣い帳への収支記録は必須なので、早速サニスケにもお小遣い帳を買って書きかたを教えてあげたところ、真面目にきちんと書いているのがサニスケらしい。ちなみにムスメは来春になったら仕切り直しだなと思っている。

おまけ。いつも心に”青空”を。

小学生のこづかいちょう いぬ 2018年版 婦人之友社

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