サニスケと読み聞かせ

今週の火曜日(12日)はサニスケのクラスの読み聞かせの担当だった。教室に着くと、顔見知りのお子さんたちから声をかけられ、サニスケに手を引かれて定位置に着席。サニスケが”オレのかーちゃんが読み聞かせするから、みんな集まれ〜”と得意げにお友だちに声をかける。それでも教室はざわついていて、いつ始めればよいのかな〜と迷っていたら、女の子が”日直さんがあいさつをするので、そうしたら始めてください”と教えてくれて、感謝。

時間がくるとお互いに声を掛け合って子どもたちが集まってきた。そして日直さんがあいさつをすると、ピタっとおしゃべりが止んで、教室内がし〜んとした。先生がいない状況で、これができるのはなかなか素晴らしい。

そして読み聞かせるを始めると、子どもたちの意識が一点に集中してくるので、真剣勝負。そして見事に教室内を大爆笑の渦に巻き込むことができたので、内心”やったね♪”という気持ちだった。読み終えたあと、ある男の子が”こんなに笑った本ははじめてだ。笑い死にしそう”と絵本のなかの表現をつかって感想をいってくれたので、嬉しかった。最後にいらした担任の先生にご挨拶をして、教室から退散。

朝の慌ただしい時間を工面する必要はあるけれど、でも子どもたちのダイレクトな反応を受けることができて、心が温まった10分間だった。

ものぐさトミー (岩波の子どもの本)

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