2017年の総括

今年の年末年始はムスメプロジェクトのため、帰省も忘年会も年始の来客もなく、大掃除というより大片付けは春に持ち越しのため、本当に何も予定がない。自分自身も疲労が溜まっているので、正直助かった感あり。

大晦日の今日は、午前中は喫茶店にてムスメの過去問タイム、午後は単身買い出し、夕方は子どもたちの年賀状作製に巻き込まれ、早めに年越し蕎麦の夕食を済ませて、夫は整体納めに外出中。子どもたちは年に一度の夜更かしナイトのため、わたしも時間に追われることなく紅白歌合戦をBGMに年賀状の印刷をしながら、このエントリーを書いている。ムスメは除夜の鐘をきくまで、サニスケは2355をみるまで起きていると意欲満々だけど、さて結果はいかに??

大晦日恒例の今年の10大ニュース。

第1位:サニスケが小学校に入学したこと
今年前半の我が家の生活を大幅に変えたのがサニスケの保育園卒園と小学校入学。入学式当日の写真は撮影させてもらえず、翌日はランドセルが重いと半ベソの登校で始まったサニスケの小学校生活はどうなることかと内心不安いっぱいだったけど、あっという間に慣れていき、いまでは学校大好き、学童大好き。姉とはキャラクターが違うものの先生方からも可愛がってもらい、時々忘れ物をするほかは順調な毎日を送っている。

保育園の送迎からは解放されたけれど、学童からの帰りは保育園より早いため、ムスメのときと同様に実家の協力を得ながら、なんとか乗り切っている。姉というモデルがいるためか、宿題をすることが当然で、自然に学習習慣がついたのが大いに助かる。運動があまり得意ではないのは親の責任を感じるけれど、身体を動かすことは嫌いではない様子なので、来年は積極的に外に連れ出してあげたい。

第2位:ムスメプロジェクトが本格化したこと
今年後半の我が家の生活を大幅に変えたのがムスメプロジェクトがいよいよ大詰めを迎えたこと。それまでずっと拒否していたのが、小学校5年生の秋に突如スイッチが入った背景に昨年二学期の担任騒動の影響が少なからずあったとすると、本当に何が幸いするかはわからない。その後もずっと拒否していた習い事先の変更を、夏期講習からようやく承諾してくれたことを契機に今年の秋以降はエンジンがかかってきた様子で、自分で決めた目標に向けて全力で取り組む姿は本当に輝いている。1月試験で英検4級、9月試験で3級に合格したのは本当に立派で、帰国生でないのに本当に頑張ったと思う。

第3位:家庭内が一致団結したこと
”○○○○は親が9割”という書籍があるけれど、予想以上にムスメプロジェクトは親の出番が多い。情報収集、説明会への参加、模試の付添、習い事先の面談やガイダンス、そしてお弁当の用意 etc. 秋以降はほとんどの週末に何かしらの関連用事が入り、我が家ではこの案件はわたしの担当なので、男子チームで留守番をする機会が増えた。サニスケも状況をよく理解していて、我慢することも多いと思うけど、協力してくれるのがありがたい。特に夫の仕事が一段落した晩秋からは習い事の迎えをしてくれたり、説明会に家族で一緒に参加したり、文字通りの家族一丸となって取り組んでいる。

しんどい場面も多かったけれど、でもこの時期にここまでムスメと向き合う機会を得ることができたことは、母親として本当に幸せなことだと思う。

第4位:PTA執行部に入ったこと
去年のムスメの担任騒動を通じてもう少し子どもたちに向き合わなくては、そして保護者側に多様な視点や声があることを学校に伝える必要があるのでは、と思うに至ったことから、今年は役員をやってもよいかな〜と内心考えていたところ、たまたまサニスケのクラスに現会長がいて役員決めのときにスカウトされたのが何かの縁で、執行部入りした。

会長以下全員が総入れ替えで、引き継ぎもほとんどない状況だったのだけど、それが逆に功を奏した面もあり、他のみなさんに支えられながら(迷惑をかけながらも)できる範囲でやらせてもらっている。様々な出来事はあったけれど、学生時代のサークル活動にも似ていて、楽しいこともたくさんあった。これまで知らなかったけど、PTA執行部は保護者だけでなく、地域と学校をつなぐ機能がとても大きい。地域との関係性づくりというのは仕事にも通じるテーマだけど、あまり本腰をいれると抜けられなくなるので、今年度いっぱいで終わりにする予定。

なお夫が地域の防犯活動に力を入れており、共通の知り合いが増えたのは思わぬ産物。代理で夜の会合に参加してもらったり、夫の協力のおかげで、なんとか乗り切れたというのが実情。

第5位:”おかん2.0”になったこと
10月はじめにおこったとある出来事をきっかけに、自分が”母親”としてステップアップしたかなという実感を得るようになった。子どもたち、特にムスメはおそらく母親の変化に気が付いていて、たま〜に”色々ありがとう””ままぃが一番大変なのはわかっているよ”などと伝えてくる。そんな子どもたちのためにも”おかん2.0”を確立していきたい。

以上が家族関係だったので、ここからは個人的な出来事を。

第6位:ジムに通い始めたこと
今年の8月末に、サニスケが通っているスイミングスクールに併設の成人向けスポーツクラブに入会した。運動系の習慣はなかなか定着しない自分だけど、自宅から近く気軽に通えるので今回は継続していきたい。あらためていかに自分の身体がガチガチかを痛感したことで、日常生活のなかでも意識的に歩く機会を増やしたり、姿勢に気をつけたりするようになったのは思わぬ副産物。

思い返せば1月の連休にスキーに行ったことで再発したひざ痛により、一時期は歩くのも難儀していたことを思うと、大きな進歩かな。

第7位:オンラインセミナーに参加したこと
10月29日にとあるオンラインセミナーにモニター参加させていただいた。画面越しとはいえ、リアルタイムで講師のお話や他の参加者の反応を見て聞くことができたのは、とてもとても新鮮な体験だった。このセミナーを契機に、いまの制約が大きな状況で自分の勉強を再開することについて、実は色々な選択肢があるのではと気がついたのだった。

第8位:観劇をしたこと
11月のある日、十年以上ぶりに舞台を観に行き、やはりホンモノはよいなぁとつくづく感じた。その気になれば、もっと行く機会を増やすこともできるし、子どもたちと一緒に行くことも可能な年齢になったので、ぜひ来年も定着させたい。

第9位:映画を10本観たこと
今年映画館で見た映画は、1〜2月に"この世界の片隅で”"ザ・コンサルタント”、ムスメと"一週間フレンズ”、友人たちと"虐殺器官”の4本、7月にサニスケと”カーズ3:クロスロード”、10月にムスメと”僕のワンダフル・ライフ”、4Dimax初体験となった”ダンケルク”と”Elle”、12月にサニスケと”仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー”の計9本。amazon primeで”SCOOP”を観たのを加えて、計10本を見ることができた。

第10位:法改正等仕事上のあれこれ
今年4月に社会福祉法の一部改正が全面的に施行され、実務が振り回された一年だった。特に件のエクセルの仕様作成担当者はタンスの側を歩くたびに足の小指を角にぶつけますように、とダークなわたしが呪いを送っておいた。それでも兆しが見えた時期からずーっと追いかけてきて、自分の担当領域でできることは事前に対応を進めていたので、大きな混乱はなく乗り切れたのではないかと思う。もちろん自分ひとりの力ではなく、理解してくれた先輩や上司、チーム全体の協力のおかげなのは言うまでもない。仕事上では色々な出来事が起こるけれど、いつでも変わらずやるべきことにひとつひとつ真摯にとりくんでいくだけ。

大晦日に紅白歌合戦をみながら書き始めたこのエントリー、ようやく書き終えたのは元日の夜。夫の2017年の1文字は”難”、わたしは”自”となりました。
2017年もおつきあいいただき、ありがとうございました。2018年も引き続きどうぞよろしくお願いします。