記憶と記録と

サニスケとはあちこち外出しているけれど、ムスメがサニスケと同じ年齢の頃はサニスケの世話に追われて、余力がなくて、ムスメとこんな風に外出する機会はなかったなぁ、悪いことしたなぁと反省していたところ、ふと、ムスメが小学3年生の頃(サニスケは4歳で保育園の年少クラス)=2014年のニキを読み返してみたら、実際は反省する必要はなかったことが判明した(笑)

当時もいまと変わらず、ムスメとサニスケの対応のはざまで苦労しながらも、ちゃんと双方に向き合っているかつての自分の姿がニキには残されていた。たしかに週末にムスメとふたりで遠出する機会はなかったかもしれない。でもそれは本人が電車に乗るのを嫌ったことが最大の理由で、映画に行ったりショッピングに行ったり、違う形でムスメとの時間は確保していた。それどころかこの年からムスメがダンスを習い始めて、想定外の発表前の臨時レッスンや発表の際の付き添いなど、サニスケを父親に託して、ムスメ優先の週末もたくさんあった。

記憶は薄れていくものだから、一行でも記録しておくことでトリガーになって思い出せるからとこのニキをずっと続けているけれど、まさしく自分で残した記録に救われた。

おまけ。2014年のニキを読み返して、この年は今につながる色々な転機があった時期だったことも思い出した。いまや手放せない相棒であるMac Book Proを購入したのもこの年だった。そっか、もう5年も経つのか。