黙祷の日

職場で正午に放送が入り、黙祷。

わたしの祖父は全員わたしの誕生前に亡くなってしまったこともあり、戦争についての話はもっぱら母方の祖母からのみ聞いてきた。そして祖母の話は戦後の話が大半だったので、実は戦時中の話を直接に聞いた記憶は少ない。ただそれでも実際に体験し、生き抜いた祖母から直接に話を聞いて育ったということはとても貴重な体験だったのだと、最近特に思う。

いま当然に過ごしている日常生活は平和のうえに成り立っているのだと、あらためて考えた一日だった。