臨時休校:day39&緊急事態:day3

今朝目覚めたとき、身体がぐったりでそのまま寝ていたいなと思ったけれど、起床してしまえば通常モードで作動。

ムスメは今日から遠隔授業(試行)が開始。オリエンテーション含めて計6時限の授業があったらしい。朝から夜まで自宅にひとりで、一日中の時間の組み立てを自分自身で負うというのはわたしも10代の終わりに2年間経験した*1けれど、それはそれはしんどい。帰属感が薄れて、世界にひとりぼっちのような気持ちになることも、よく知っている。ましてやまだ中学生。だから遠隔とはいえ授業が開始して、学校という外との扉が確保され、時間割が決められた生活を取り戻させてくれた学校には感謝しかない。表情も朝とは違い、ぐっと落ち着いていた。

サニスケは、今日もわたしと同伴自転車出勤して、勤務先内学童へ。今日などは、通常であれば学校で6時間勉強したのちに、SAPIXで3時間勉強している日なので、本人も納得の上で少し多めに学習課題を持たせたけれど、結局学童で設定されている学習時間が短いので終わるはずもなく。元気で楽しそうに過ごしている姿をみると、その方が大切だと思う。ただ学校からの課題もそれなりのボリュームがあり、SAPIXから教材も届いたので、投下できる時間枠のなかで何をいつやるかの時間割をつくらねば。

職場は、感染防護体制のレベルが増している。わたしたちの部署では、当初からご利用者が暮らしているエリアには可能な限り立ち入らないように細心の注意を払っているけれど、施設側でも朝夕礼をなくし、グループウエアやシステム上での情報共有にシフトしたり、昼食をとる場所を分散したり、職員間の接点を最小限に抑える工夫と努力をしている。

その一環なので止むを得ないのだけど、職員給食が来週から休止となり、他のひとが作ってくれる食事を食べられる昼食がどれほど自分の救いだったのかとあらためて実感した。そんなわけで来週からはお弁当を3つつくることになる。4つでないだけマシ。

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色々な場面で余分なことがそぎ落とされ、コアの業務や価値があらわになる。そこで失われるものは何で、得られるものは何か、しっかり観察しておきたい。”コロナ前”に戻ることは決してない。”コロナとともに”を経て、いつか”コロナ後”に移行していくこの世界で。

…不謹慎なのは承知のうえだけど、歴史の転換点にまさにピンポイントで立っているという事実に少しだけ面白がっている自分がいる。

*1:慢性疾患のため、通信制大学で勉強していた学部1〜2年生時代の頃のこと。思えば遠くにきたものだ。