土曜出勤に決意を固める

今日は土曜出勤。家族全員が寝ているうちに昼食とサニスケの朝食の用意をして、起床してきたサニスケに挨拶をして職場へ。

仕事の調べ物をしているときに、自分の勉強のテーマにドンピシャな博士論文を発見し、うひょ〜と内心小躍りする。業務と直結している論文なので、PDFのまま隙間時間にざっと一読。自宅で印刷するために、URLをメールで自分に申し送り。帰宅後にリファレンスから一冊発注。

”これからのエリック・ホッファーのために”で在野研究者として紹介されている大半が男性であることを思い起こす必要もなく、フルタイムで働く母親が仕事+家庭+勉強の三足のわらじを履くことは、とてもとてもとてもとてもハードルが高い。正直、自分でも仕事と家庭で十分じゃないかと内心ツッコミをいれる瞬間もある。それでもギリギリ実現可能性があると、わずかな光明を見出しているのは、仕事自体が勉強のテーマと重なることと、あと数年で長女が大学生、長男が中学生になる時期までようやくたどり着いたからだ。

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去年の終わりだったか、ムスメが大学の進路について話をするようになり、”やればできるし、やらなくてはできない。あきらめたらそこでおわりだよ”と言いつつ、その言葉がブーメランのように自分に刺さった。率先垂範というほど出来た母親でないけれど、でも子どもたちがそれぞれの目標に向き合うのなら、わたしはわたしの目標に向き合わねば、子どもたちに何も言うことなどできない。

 

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在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活

在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活

  • 作者:荒木 優太
  • 発売日: 2019/09/06
  • メディア: 単行本