サニスケと面談

先月に学校側の事情にて当日中止となった小学校の面談について、担任の先生から“お母さんのご都合の良い折にいつでもどうぞ“と言っていただいたので、今日の午後に約束。時間有給休暇をとって小学校へ。相談室へと案内されたら職員室で相談室の鍵が行方不明になっており校内放送までかかって捜索したのに見つからず、なんと校長先生不在の校長室で面談となった。学校事情で中止になった面談の振替なのに、これでは“心配な“保護者対応のようだなと内心で苦笑するワタシ。

面談はやはりお願いして正解で、何の気がかりもないことがわかった。先生がサニスケのことを大絶賛してくれたので、思わず“最近迷路の行き止まりに入った気持ちだったのでほっとしました“と言うと、“そうだったのですか?サニスケくんをみていたら、お母さんの接し方はわかります。迷路になんて入る必要なんて全然ないですよ。もっと自信持って大丈夫です!“と、サニスケの実際の行動も話してくれて、こういう行動を自然にできるのはご家庭で日常的に同じように接しられているからですよ、と話してくれたので、超寝不足だったこともあり危うく泣きそうになった。

面談の開始時点でサニスケが翌日のテストを気にしていたというアイスブレイク的な話題から、塾の話になり、先生が強い興味を示した様子にもしやと思ったら、やはり先生自身がお子さんの中学受験を経験していた。同じような学齢期のお子さんをもつ先生で、仕事と家庭の両立に苦労されているのだろう。昨年から感じていたことだけど、どこか同志感が漂う。

サニスケがたまに朝に学校に行くのが面倒くさいという、と言う話題から、大人も仕事行くの面倒くさい朝もあるし当然ですよねと話したところ、“わたしも毎朝仕事に行きたくな〜い“って言ってますと先生が返してきたので、働く母親同士としては非常にわかるけど、一応わたしは先生のその仕事の対象の保護者なのだけどな、神経質な保護者にそんなこと話したら大問題になりますよ〜と内心で思ったり。

授業公開がない現状で学校でのサニスケの様子もわかり、働く母親としての話もできて、良い面談だった。

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仕事が山積なので職場に戻る方が仕事的にはよかったけど、何せ前夜に2時間しか眠れずヘロヘロしていたので、そのまま帰宅。サニスケと一緒におやつを食べたり、ゆとりを持って夕食の支度をしながら、いつもこんな風にできるなら良いのになと思った。父娘が帰宅したときにわたしがいると平和な我が家。せめて定時退勤を復活しよう。