長女と卒業式

今日は長女の卒業式(正式には卒業証書授与式)。最後の中学制服姿を写真撮影,不機嫌そうな横顔も今日の記念。理由は緊張のためと分かったし、いつかは懐かしく見返すだろう。

長女の昼食とサニスケの塾前軽食を用意し,慌てて身支度して,一年以上ぶりに長女の学校へ。久しぶりに足を踏み入れて,色々あるけどやはり良い学校だと思った。

学年主任のお祈りは,サルトルの“人生はB(Birth)とD(Death)の間のC(Choice)だ“を紹介しての卒業生たちへ贈る言葉であり,おそらく参加していた保護者は全員、なぜ先生がその言葉を紹介したのか、そしてその言葉の意味を深く深く噛み締めていたに違いないけれど、肝心の中学3年生もそれぞれに受け止めだであろうと信じている。少なくともいつかその言葉を思い出すときがくることは確実だろう。

卒業証書授与は、各クラス代表1名が壇上に上がり受け取る。そして長女がクラス代表。事前練習は1回だけしか参加しなかったのでどうなることかとハラハラしていたところ、堂々と立派に、一番しっかりとお辞儀をし、作法通りにきちんと卒業証書を受け取っていたので、ホッとすると同時に涙が出そうになった。思い返せば、長女は小さな頃から本番にめちゃ強いのだった。

 例年は終業式と合同で開催され、在校生にも祝われるところ,今年は密を避けるために中学3年生と家庭ごとに人数制限を受けての保護者だけが参加した。聖歌も校歌も歌わずに、例年よりこじんまりしていたかもしれないけれど、その場には真に卒業を祝う人だけが集まっていたので、とても良い式だった。

***

講堂を出て帰ろうとしたところで、長女の友人のお母様から呼び止められる。フルタイムで仕事をしてらして、職種も近く、わたしよりズケズケとはっきりきっぱり話されるので、大変に話しやすく、長女校における貴重なママ友。学校のコロナ禍対応について、全く同感だったので、スッキリした。

その後は、職場に直行して、超重要会議での議案説明×2×2。少々強行軍ではあったけれど、長女の立派な姿を見ることがで来たので、参加してよかった。

***

そしてあらためて、ポコンたん、卒業おめでとう❗️