自立と自律

例年のことではあるけれど、3月半ばを過ぎて仕事が急速に忙しくなってきた。

やむなく仕事モードにシフトを移したところ、ちょうど春休みに入った長女は料理や食器洗い、お風呂掃除などを積極的に行ってくれるようになった。朝の慌ただしい時間に食器をシンクに置いたまま家を出られると気持ちがラクで、現実的に5分早く出勤できるので、とてもとても助かる。

長女の学校は、高校進学前の春休みも課題が出ており、朝のオンライン自習タイムも設定されているので、間に合う時間に声をかけアラームをセットしておく。その後、本人は起きてオンライン自習に参加している様子。えらい。

サニスケは、学校の宿題を塾に持参して開始前の時間に済ませたり、少しずつ時間の使い方の工夫を始めた。もともと自分のできることは自分でやりたい主義なので、5年生になるのを機に少し関わり方を変えることにした。これまでは塾の宿題などのスケジュールは主にわたしが組んできたけれど、最近はやるべき内容(ボリューム)と期限を一緒に確認し、それをいつやるかは本人に委ねている。これで“勉強をすること“を本人の手に返すことができた。

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その瞬間は面倒に思うことでも、その必要性を認識して、実行できること。周囲への気遣いを行動に移せること。結局のところ、“自律“が成長の証で、大人になることなのだと最近あらためて思う。