長女と初登校/サニスケと振替休日

2021年10月4日(月)

今日は長女の新しい学校への初登校日で、サニスケは運動会の振替休日だったので、わたしは有給休暇を確保。これは大正解だった。

長女の新しい学校は、通学タイプの通信制高校で本来は週5日間10時登校(ただし登校が進級要件ではないので、遅刻や欠席も自由で無問題)だけど、今はコロナ禍の分散登校のため、午前組と午後組に分かれて週2回登校になっている。週2回半日だけというのは、長女のリハビリにとっては非常にちょうど良いペース。

朝は家事をしながら、サニスケの勉強サポート。早めに昼食を用意して、三人で揃って食べる。長女は、昨夜は緊張の方が優っていた様子だったけど、今朝はワクワクの方が強くなってきたかも…とのことで、落ち着いた表情で学校へ向かった。

後から聞いたところでは、事前に紹介を受けて顔合わせした同期編入学のお友だちと学校の最寄駅で待ち合わせして登校したらしい。そのお友だちも私立の中高一貫女子校からの転入で、同じ小学校のお友だちが長女の元クラスメイトだったり、推しのグループが同じだったり、共通点が多い様子。そういうお友だちがいて、本当によかった。

授業もわかりやすく、話を聞く限り予備校の授業に近い様子で楽しそう。“私立の一貫校に比べたら基礎的な内容で、進度も早くないから、むしろ自分で大学受験の勉強したら良いのではと思った“とのこと。そこに気がついてくれたのはとても嬉しいよ、さすがだね。ぜひそのように取り組めると良いね。でも当面は登校のペースを作ることでいいよ。

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昼前に長女を見送った後、サニスケと三鷹の森ジブリ美術館へ。サニスケは絵コンテやラフ画を夢中になって見ていた。わたしは要所要所に描かれている現代のアニメ産業への批判的なコメントやアニメ制作の裏側が垣間見れる展示が興味深かった。一度来てみたかったので、サニスケがジブリ作品好きに育ってくれて、一緒に来ることができてとても嬉しかった。

ジブリ美術館からの帰路に、タイミング良く長女と合流。ひと休みした後、サニスケは塾へ。重い教材をずっと持ち歩いていたわたしも、ちゃんと通塾するサニスケもえらい(とはいえ、あまりに荷物が重くてふらふらで、美術館で買ったステッカーをどこかで紛失したらしい。サニスケのガッカリした様子に申し訳ない気持ちで泣きたい母)。

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サニスケを見送り、長女と帰宅。軽食を食べながら引き続き学校の話を聞いたり、夕食の支度を作る間に冷蔵庫の片付けをしてくれたり。長女が元気だと、大変に助かるのだった。

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“サニスケは見ていて、はがゆいよね。○○(志望校群の中で一番難易度が高い学校)だって狙えるのに、もどかしいよ。最終的に受けないにせよ、受けるかどうかを迷う位置までは行って欲しい。そうでないと後で後悔すると思う。今年の冬期講習くらいで本人が本気になると良いけど“とのことで、完全に同感な母なのであった。

 

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