解なき時代に

2022年7月8日(金)

昼休みにニュースを知り、帰宅後に続報を知る。どんなときでも日常を、と夕食を用意して、いつもの夜を過ごす。

サニスケは学校で担任の先生から聞いたとのことで、延々と続く同じニュースのチャンネルを変えようとしたら"むしろいまのニュースがみたいよ"と。ごめんごめん、そうだよね。

"あなたは歴史を学んでいるでしょう?こういう事件が起こるとどうなる?"と問うたところ、"歴史が変わる"との返事。"そうだね。これから何が起こっていくか、見ておいてほしい"と伝える。

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パンデミック、戦争、そし今回の事件。先行きが不透明で、解なき時代を生きていることを繰り返し突きつけられる。だからこそ、子どもたちにはしっかり知識を得て、経験を糧にし、自分自身のモノサシに基づき考えられるひとになってほしい、と心から願っている。

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ニュース映像をみて、なかなか衝撃的だったのは、周囲のひとたちの動き。誰も逃げない。伏せていない。隠れようとしない。海外だとありえない光景ではないだろうか。

しばらく前に異臭がしたらとにかくその場から逃げるようにと、ガソリンスタンドで給油するときにわざわざ臭いをかがせたけれど、今度は爆発音や銃声がしたら伏せろ、物陰に隠れろ、と伝えなくてはならない。東京防災やサバイバルマニュアルみたいな本を愛読していたサニスケは知っているかも。

長女は、宿泊研修から帰宅後はエネルギー切れになるらしく、今週はほとんど話してないので、復活したら話せるといいな。