さようなら、ウェブサイト

2022年7月30日(土)

今日は土曜出勤。長女は英語レッスン、サニスケは夏期講習。暑い中、二人とも頑張っている。昼食は3人分を用意しておき、夕食はオット氏にカレー、長女にサラダを作ってもらう。帰宅したら二人とも反応が低調だったので、また悶着あったのかと内心懸念するも、単にそれぞれの理由だったらしい(多分)。

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わたしがWEBにニキを書き始めたのは2000年5月のことで、当時はまだメモ帳でHTMLを手書きしてFFFTPで更新をしていた。師匠からHTMLの書き方を教えてもらったり、自分で調べたりしながら、自分のサイトを作っていた(この時悪戦苦闘した経験が後の仕事に大いに役立った)。2004年11月にはてなダイアリー(当時)に引っ越してきてからは、ここの更新だけとなっていたけれどドメインもホスティングも継続して維持していた。

…つもりだったのだけど、先日ホスティングの請求が来たので数年ぶりに確認したところ、自サイトが消えていた。一瞬、訳が分からず、ホスティング会社と師匠に連絡しつつ、自分でも調べていたら、ドメインの更新を漏らしてしまいわたしの手から離れていたことが判明した。しかも一年以上前に。

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ホスティングしているサーバーにはデータ自体は残っていたので、オット氏に共用しているPC(いまはわたしは個人持ちのPCも稼働に耐えるMACもない)にFFFTPを入れてもらい、データだけはサルベージ。そこには仕事をしながら大学院に進学し、1年間留学し、帰国して新規事業所の立ち上げ業務を担当し職場で三食を取りつつ仕事に没頭し、公私ともに様々な体験を積み、オット氏と知り合い、同居を始めるあたりまでの青春の最後尾の日々があった。いまよりもっともっと未熟だったから、読み返すと恥ずかしくて恥ずかしくて悶えてしまうけれど、でも当時の自分も自分なりに懸命に過ごしていたのは揺るぎない事実。

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思い入れのあるドメインとウェブサイト、こんな形でお別れすることになるとは、完全に自分の不手際で笑うしかないけれど、こんなことでもないと手放すことはできなかっただろうから、むしろよかったのかも知れない。さようなら、ありがとう。