96days

2022年10月28日(金)

長女の大学受験も、サニスケの中学受験も、子どもたち自身の課題であり、わたしの課題ではない。ということは百も承知で、ここまでの数年間もそのようなサポートを心がけてきた。決していつもいつもできていたわけではないけれど、少なくともそうありたいと目指してきた。

なのに、最近は自分自身の余裕がなくて、なかなか上手なサポートや声がけができない。自分だけが焦っているような気がする。毎晩サニスケが寝たあとに凹む。と思っていたら、きょうこ先生こと安浪京子さんの著作にこんな記載があった。

 

入試まであと100日──カレンダーにそう書かれているのを見て、「よし、やるぞ!」と奮起する受験生は稀。ほとんどの子どもが「まだ100日もあるのか」「早く終わってくれないかなぁ」といった状況で、「あと100日しかない! 本当に間に合うのだろうか!?」と不安に押しつぶされそうになるのは親の方です。

親の焦りと反比例して、当の受験生は覇気がなく、偏差値も下降気味……「なぜこの時期になって!」とパニックになりますが、私が教えてきた受験生も半数以上がこの状態に陥っていました。理由は簡単、子ども達は疲れているのです。

そう。疲れているのはよくわかる。だから夜の勉強は最低限にして早めに寝かしている。リフレッシュの時間も短いけれど確保している。月3回までは学校を遅刻することも許容している。きょうこ先生はこの時期の疲労対策としては“今の時期だからこそ、受験生は優先順位の高いもの以外はバッサリ切り捨てましょう“としか書いてなくて、正直、現時点で相当にバッサリ切り捨てているので、これ以上何を削ったら、と思う。

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勉強はサニスケ自身の問題。サニスケは十分に頑張っている。そう心の底から思っている。(わたしだけでなく大抵の親は、子どもが頑張っているのをみているからこそ本人の納得のできる結果を手に入れさせてあげたくて焦ってしまうのだ)。

自分の目指すサポートや声がけができないのはわたし自身の問題。わたしはわたしの目指すおかんでありたいから、わたしも踏ん張ろう。