学校説明会の記録(その24)

■7校目(5回目)

男子校・非宗教校・非附属校

サニスケを本人の希望で模試の会場の別の学校まで送っていく途中、「ここからはひとりで行かれるから大丈夫。後ろに友だちもいるから」というので、そこで別れて、わたしは別の学校の説明会へ。「そしたらお母さんは説明会に行くね」と伝えたときの一瞬の誇らしげな表情。観察していたら、お友だちに声をかけるでもなく背後に忍び寄り、お友だちが気がついて声をかけてくれた様子。お友だちも嬉しそうな表情だった。もしかするとお母さんは同じ説明会に参加していたのかもしれない、と後から気がついた。

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説明会に行く途中で、声をかけられてママ友と一緒に会場へ。彼女とは、お互いの子どもがゼロ歳だったときに参加したサークル?みたいなもので知り合い、誰もが知る有名企業にお勤めで美人さんという方なのだけど、性格がサバサバしていて、とても話しやすい。オンラインでも繋がっているので、比較的すっぴんで話せるわたしにとっては貴重な存在。

そんなわけで知り合いと並んで説明会に参加するという新鮮な体験。毎回の説明会の内容は同じといいつつ、何かしら変えてくるのがこの学校。自分がファンになる学校はごくごく限定される。

今回印象深かったのは、全教室に電子黒板は導入され、ひとり一端末も進めているけれど、対面でのかかわりや現地での実際の体験を大切にしたいというお話。深く深くうなづいた。

説明会終了後、ママ友が質問するというので、そういえばわたしも聞きたいことがあったと思い出し、先生に質問。その回答のニュアンスが伝わりましたか、とばかりに先生の目が微笑んでいた。やはり参加して正解だった。