2022年の総括

 

2022年12月31日(土)

今年の年末年始はサニスケの正月特訓のおかげで、わたしも早寝早起きを維持しているため大晦日も早寝。これを書いているのは1月2日。さて、来年の年末年始はどんなふうに過ごしているのかな。

2022年の総括としての10大ニュース。

1位:サニスケ、小学6年生になる

気がつけば声変わりして野太い声になり、身長はわたしに迫り、靴のサイズは28cm。アニメも見るけどニュース番組や“映像の世紀“を好み、愛読書は“戦闘妖精雪風“。オット氏の絡みに容赦なくツッコミを返す。普段は寡黙だけど、たまに出てくる発言はウイットに富んでおり、頭のなかでは色々思考が回っているのだろうなと感じる。毎年書いていることだけど、小学6年生ってこんなに大人だっけ?と思う瞬間がしばしばある。

特にわたしに対してはとりわけ気を遣ってくれるので、遠慮しているのか、本心なのかの見極めが少々難しい場面があり、“してほしいことがあるときはいつでも言ってね“ということはこれからも繰り返し伝えるつもり(その上でわたしができないことをどうするかは一緒に考えれば良いだけ)。

現時点の願いは、とにかく怪我と病気にだけは気をつけて、サニスケ自身が努力を重ねたこの数年間で得た実力を発揮できる日になりますようにとそれだけを祈っている。

2位:長女、高校生活を満喫する

2021年10月に転入した現在の高校は居心地が良いらしく、“高校生活を終えたくない“と言っているほどなので、本当によかったという言葉しかない。つくづくと“物事はなるようになる“で“なるようにしかならない“。

家庭では、ほぼ週1回は夕食を作ってくれて(オムライスは絶品!)、洗濯物を畳んでおいてくれたり、みんなのお弁当箱を洗ってくれたり、お米の炊飯など、数え上げればキリがないほどの家事を分担してくれる。収納やパッキングが秀でていて、週末の買い出しのときに一緒に来てくれるのといないのでは雲泥の差(くわえてサニスケも同行してくれると瑞々しい手でビニールを開けてくれるので最強の流れ作業が完成する)。冷蔵庫やパントリーの整頓など、わたしがガサツで余裕のないところをフォローしてくれるので、非常にありがたい。

ずいぶん元気になってきたと思うのは、明け方に寝ても午前中の約束に間に合うように起きてくること。一時期は日付が変わる前に就寝して、朝に起きるリズムが続いていたので、できればそれが定着できると良いなと願っている。

3位:志望校が定まる

サニスケ編:合格のその先を考えた、その瞬間にわたし自身の迷いの霧が晴れてすっきり答えが見えた。その後に本人とオット氏が同じ結論に至り、家族全員の意見が一致した。最終的にはベストの道にいると確信している。迷う選択肢が生まれたのはサニスケの頑張りの成果のひとつで、そこを経たからいまがある。

長女編:なりたい職業に向けて現実的な目標としての志望校が絞られつつあり、本人の中では確定しているらしい(まだ揺らぐ余地はあるので、変更しても全く構わない)。12月からはついに通塾を開始。目標を決めて、受験科目を絞り、短期集中で取り組むのは中学受験以来の長女のスタイル。

4位:正月小旅行/夏の河口湖/前泊

1月2日にモルモルとモルファルと我が家にて一泊の小旅行に出かけた。昭和なホテルで、再訪したいとは思わないけど、全員で卓球したり(モルモルが昔とった杵柄で敏捷でとても上手)、船に乗ったり、浜辺でサニスケがエリア88を作ったり、なんだか妙に記憶に残る旅行だった。2022年唯一の旅行。

夏は、サニスケの夏期講習の隙間を縫って、河口湖日帰り。8月しか開館しない飛行館と自動車館を訪問して、零戦や桜花の実機を実際に目にしたのは貴重な経験だった。ロープウェーで山に登り、河口湖を見下ろしたのも楽しかった。

模試の会場が遠方なときは自分の疲労軽減のためにも積極的に前泊した。スーパーやコンビニで夕食を調達して部屋で食べたのがおままごとみたいで楽しかった。

思い返せば本当に遠出をせずにサニスケの勉強一色の一年だった。それ自体が家族のよい思い出。受験は家族のプロジェクトなのだとあらためて思う。

5位:学校説明会に参加したこと

記録しているだけで、2021年は9回、2022年は18回現地参加した。複数回参加している学校もあるので、学校数は計18校。これ以外にコロナ禍期にオンライン説明会に参加した学校は数知れず。学校ごとに特徴がよくわかるので、色々な学校を訪問するのは楽しかった。貴重な経験をありがとう。

 

ここからは備忘録的にランクイン。

6位:長女の銀行口座開設

手続きは全て本人が行ったのだけど、長女自身が管理する銀行口座をようやく開設した。色々なハードルがあり、かなり大変だった。デビットカードも作れたので、オンラインショッピング時のクレジット情報代行入力が不要になり、長女と双方でホッとする。

7位:まもレールとAir Tagの導入

サニスケが単身で電車で移動するようになり、連絡しない系男子の“自動的に通知がいくならその方がいい“との合理的な本人同意のもとでまもレールとAir Tagを導入した。これが大当たりで、正月特訓中も帰宅のタイミングに合わせて夕食を用意できるのはこの2つのおかげ。

8位:お弁当作り

子どもたちのお弁当に加えて8月2日から開始したオット氏のお弁当、冷凍食品やお惣菜を多用したけど、全日程を完走。来年も頑張る。

9位:“トップガン マーヴェリック“と“ブラックブック“を観たこと

今年、サニスケと映画館で観た唯一の映画が“トップガン マーヴェリック“。実は一人でも観たので、2回映画館で観るという珍しい映画になった。

“ブラックブック“は模試の待機時間にファミレスでAmazonプライムで観た。今年の映画鑑賞はこの2本だけで、いかに余裕がない一年だったかという証。来年はたくさん観に行かれるとよいな。

10位:“石の花““日本の一番長い日“

“石の花“は、ある学校の図書室でふと手に取ったのが偶然の出会い。漫画だけど、とても漫画とは思えない、でも漫画でないと成立しない作品。“いま“この作品に出逢えたことが縁だと思う。

“日本の一番長い日“は、サニスケが先に漫画版を読み、8月にKindle Unlimitedで配信されていたので、読んだ一冊。

追記:晩秋に右足の靭帯損傷して、移動が制限された。仕事が休みの日もフル活動して倒れる寸前だったので、強制運動制限となりかえってよかったと客観的に思う(職場には迷惑をかけたけど)。文字通りの怪我の功名。

 

年末恒例の今年の一文字は、オット氏は“塞“、長女は“眠“、サニスケは“学“、わたしは“伏“となった。来年はどんな一年になるだろうか。

今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。

 

そのほかに読了したのは下記など。サニスケの方がよほどまともな読書をしている。大反省