2024年5月14日(火)
今日は会議デー。
状況の厳しさに胃が痛い。もう何年も問題提起しているのだけど、自分自身は解決のために実働する部署ではないので、はがゆく、最近は無力感ばかり積もっている。以前は理解できなかったけど、実践の場からアカデミアにうつるひとの気持ちが最近少し理解できる。
とはいえあきらめるわけにも、逃げ出すわけにもいかない。早急な変革は反発しか生まないし、ラジカルに改革しようとして断念していった先陣の姿はみてきたので、地道に課題共有をしつつ、できることを重なるしかない。幸いひとりではない。ただ最近は間に合うのか不安が大きくなっている。
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長男は今日は中学初の調理実習。長男校は中1は技術、中2は家庭科らしい。小学校高学年はコロナ禍で調理実習はなかったはずだから、真に初めてだったのかもしれない。献立を聞くと、ご飯の炊飯とお味噌汁、ほうれん草のお浸しという。普段やっているので「朝飯前だね」というと、「いや、夕飯前でしょ」と返してきた。うまい。
帰宅後に様子を聞いたところ、火のついた鍋のまわりをキッチンペーパーで拭こうとした友だちがいて、当然火がつき、それを長男が濡れた布巾で叩いて消したとのこと。動いたのはオレだけだった、と少し誇らしげだった。濡れた布巾でたたいて消す方法をよく知っていたなぁと感心した。
お味噌汁は昆布と鰹節で出汁をとったというので、「では我が家でもその方法で」と提案したら、「いや、粉(だしの素)でいいです」とのこと。粉はパパで、実はわたしは煮干し派なのだけどね。煮干し出汁のとり方を今度ふたりに伝授してあげよう。