長女とテスト期間

2024年7月23日(水)

今日は休めない業務があり、長男のことが気になりつつも出勤。昼休みに連絡したところ、熱は上がらずお弁当も食べられたようでホッとひと安心。

長女は今週はテスト期間で課題もたくさんでているのを着々とこなしている様子。大学に進学以来、1時限から授業がある日は、彼女は支度に2時間かかるので5時半起きして、家族の誰よりも早く家を出る。たま〜に休む日もあるようだけど、自分で考えてバランスを取っている。ほんの数ヶ月前の3月までを考えれば、文字通り見違えるような変化だ。

思い返してみれば、定期テストを受けるのは中学生のとき以来ではと数日前に話す。本人も「勉強の仕方がわかっていないのと、成功体験が少なすぎる」「自分は難しい道から逃げてしまいがち。そういう自己覚知はできている」と話していたけど、実によく自己分析と自己覚知している。周囲の大人は以前から気がついていて、それぞれに勉強の仕方を伝えようとはしてきたのだけど、噛み合わずにここまで来てしまった。

ただ結局のところ、勉強は本人次第なので、長女のタイミングが「いま」なのだと思う。むしろそのタイミングを学生の間に迎えることができて、ほんとうによかった(狭義の受験勉強ではなく、知識を得て思考し、この世界を知る、という意味での勉強)。

長女は理解力も思考力も、もともとの能力は高いので、大学でしっかり学んでしっかり力をつけてほしい。日本社会はまだ偏差値学歴重視かもしれないけど、世界は実力重視だから、自分の頑張り次第でどうにでも将来は切り拓ける。

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半人前を自覚したら一人前(への第一歩)。新井素子の「星へ行く船」シリーズより、わたしが高校生時代に感銘を受けた大好きなことば。余談だけど、このシリーズの主人公のひとりである太一郎さん、長男の名前候補に入れていたほど好きだった。