2024年8月7日(水)
仕事はデスクワーク。会議や打ち合わせがなく、落ち着いて業務を進められた。
定時退勤して、ピアノレッスン後の長男と合流し、矯正歯科相談へ。ちょうど1ヶ月前にもともと通っていた歯科兼矯正歯科の先生からの説明を聞いた本人が費用の高さに驚いて、他の歯科にも相談することになった。地元駅前に数年前にできた新しい歯科医院、どうやら院長先生は口腔外科の専門、息子さんが矯正歯科の専門の様子。最新の検査機器による検査を受けた後、息子さん先生の説明。わかりやすくて明確で、わたしは好感度高。長男はあごが大きいため歯の間があいてしまっているとのこと。これまでの先生は口呼吸と舌の動かし方が原因という説明で、幼児期の親の関わり方を責められているようでしんどい時があった。今回の先生は「今」の長男からスタートしているので、歯並びが整うことで口呼吸も改善される可能性がある(本人の意識次第の側面はあるけれど)と、未来志向の説明が中心だったので気持ちが軽くなった。長男の鼻から顎のラインは綺麗なので、歯並びの矯正だけで改善されると思うという見立てであった(これも今回の先生から初めて説明を受けたことで、ポジティブな説明を受けられるのはほっとする)。
矯正歯科の技術は、わたしの時代は言うまでもなく長女の時代に比べても飛躍的に進化しており、長女の頃に出始めだったマウスピースを使用するインビザラインが全体矯正の場合の多数派になりつつある様子。ワイヤーを使用する場合でも前歯だけはセラミック性で目立たなくしたり、技術の進歩に改めて感心する。長男は定期的に検査をする必要があり、主治医からも「矯正するならできれば取り外し可能な方法で」と言われているので、その旨を伝えたところ、「最近のワイヤーは大体大丈夫ですが、そうであればマウスピースの方が安心ですね」とのことで、行うならインビザラインと判断できた。その他にも色々気になっていたことを相談できたので、スッキリ。
今回は無料相談、次回は検査、その次で再度先生の診察という予定のところ、予約の日程が合わず、先生の配慮でそのまま検査まで済ませてもらうことができた。全てを終えた頃には外は豪雨だったので、折り畳み傘に感謝して、近くの定食屋さんで夕食を済ませて、雨が止んでから帰宅。
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思い出したこと。わたし自身の歯列矯正は当時のかかりつけの歯科医のベテラン先生が「矯正専門医にかかると費用が高いから自分がやってあげる」と母に話していたような朧げな記憶がある。当時でもアウトだろうけど、当時だから許容されたアウトで、今の時代にそんな話を持ち出す歯科医の先生はいないのだろうな、と思ったりした。