ポコンたんと学芸会

今日はポコンたんの保育園の学芸会(のようなもの)なので、希望公休を確保。親子の集合時間が同時なので、久しぶりに私が保育園への送りを担当する(というか一緒に保育園へ行く)。

ポコンたんは、相変わらず"おきゃんストーカー"状態のままぃモテモテキャンペーン絶賛展開中なので、数ヶ月ぶりに一緒に保育園に行ったら、絶対に泣かれると思っていたのだけど、クラスの部屋の前のコート&荷物掛けの前へ行ったら、"はよ、脱がせぃ"とばかりの態度を示し、コートを脱がせた途端に、先生とお友達の方へ走っていってしまった。拍子抜け。

でもその後で先生の膝の上に座っているポコンたんに、"ばいば〜い"と手を振ったら、"まま〜、んぎゃ〜"と大絶叫されてしまった。迂闊。でもちょっと嬉しかったり。複雑な母親心。

学芸会は、ゼロ歳児クラスから5歳児クラスまで順番に舞台で発表。去年のゼロ歳児クラスは普段の様子の録画を上映されたので、ポコンたんたちにとっては初舞台。

まずゼロ歳児クラスが色とりどりのロディにまたがって登場。めちゃめちゃかわゆい。でもまだまだ言語コミュニケーションはほとんど通じていない。いや〜、去年のポコンたんもあんな感じだったよな〜と思い出す。

次にポコンたんたち1歳児クラス。こちらも普段している遊びの披露ということで、"げんこつ山のたぬきさん"や"大きな太鼓と小さな太鼓"などの手遊びと、"きのこ体操"を見せてくれた。運動会のときに分かったことだけど、1歳半〜2歳くらいになると、認識力のレベルとして、周囲の状況が普段と違うことは分かるけど、その意味や理由は理解できないので、緊張して固まってしまうのだ。つまり、今日が学芸会であることは理解できないので、張り切って発表しようという発想はなく、固まってしまう。

そんなわけでポコンたんは、"げんこつ山のたぬきさん"はかろうじて出来たものの、"きのこ体操"は棒立ちだった。名前を呼ばれたときに、きちんと手をあげて"はい!!"と大きな声で返事を出来たのが、良かったな〜と思った。親ばか。

2歳児クラスも普段遊んでいる歌や踊りを、場所を舞台に変えて行うという発表。でもそこが学芸会の場であるということは理解されている様子で、張り切っているコがいたり、照れているコがいたり。はたまた先生に"私のお母さん来てますか?"と舞台で尋ねているのが聞こえてきたり。

3歳児クラス以上は、きちんと学芸会用に準備してきた演目。3歳児が3グループに分かれて、それぞれ外国語であいさつをする様子が微笑ましかった。4歳児は、野菜を栽培した体験についての感想を一言ずつ発表するという演目が圧巻で、"うわ〜、3年後にはこんなになるのか〜!?"と吃驚。

5歳児クラスはきちんと台詞を覚えて劇を演じ、さすが数ヵ月後には小学生の貫禄という印象。えーと、4年後の学芸会では絶対泣きそうになるな、これは。入園したときには、寝返りすらできずにオルゴールを見ていることしかできなかったポコンたんが劇で役を演じるなんて、想像しただけで涙腺にくるよ。

ちょうど数日前に去年の学芸会のDVDを見ていたので、ポコンたん自身の1年間の成長をしみじみ実感するとともに、上級生の発表を見て来年、再来年のポコンたんの成長を感じられた半日だった。